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平成16年第193回定例会(第3号 3月17日)

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  1. 稲美町議会 2004-03-17
    平成16年第193回定例会(第3号 3月17日)


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    平成16年第193回定例会(第3号 3月17日)                第193回稲美町議会定例会会議録                             平成16年3月17日開設 1.議 事 日 程  第 1.諸報告  第 2.(平成15年度)      議案第 90号 稲美町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制              定について  第 3.議案第 91号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部を変更する規約に              ついて  第 4.議案第 92号 兵庫県町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約について  第 5.議案第 93号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約につい              て  第 6.議案第 94号 兵庫県町土地開発公社定款の変更について  第 7.議案第 95号 町道の路線の認定について  第 8.議案第 96号 平成15年度稲美町一般会計補正予算(第5号)  第 9.議案第 97号 平成15年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  第10.議案第 98号 平成15年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第3号)  第11.議案第 99号 平成15年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第3号)
     第12.議案第100号 平成15年度稲美町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)  第13.議案第101号 平成15年度稲美町水道事業会計補正予算(第3号)  第14.(平成16年度)      議案第 18号 稲美町個人情報保護条例の制定について      議案第 19号 稲美町情報公開個人情報保護審査会条例の制定について 1.会議に付した事件  第 1.諸報告  第 2.(平成15年度)      議案第 90号 稲美町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制              定について  第 3.議案第 91号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部を変更する規約に              ついて  第 4.議案第 92号 兵庫県町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約について  第 5.議案第 93号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約につい              て  第 6.議案第 94号 兵庫県町土地開発公社定款の変更について  第 7.議案第 95号 町道の路線の認定について  第 8.議案第 96号 平成15年度稲美町一般会計補正予算(第5号)  第 9.議案第 97号 平成15年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  第10.議案第 98号 平成15年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第3号)  第11.議案第 99号 平成15年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第3号)  第12.議案第100号 平成15年度稲美町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)  第13.議案第101号 平成15年度稲美町水道事業会計補正予算(第3号)  第14.(平成16年度)      議案第 18号 稲美町個人情報保護条例の制定について      議案第 19号 稲美町情報公開個人情報保護審査会条例の制定について 1.会議に出席した議員(18名)    1番 青 木 佑 剛 君      2番 吉 川 善 夫 君    3番 池 田 博 美 君      5番 藤 井 隆 男 君    6番 藤 田 佳 恒 君      7番 木 村 圭 二 君    8番 植 田 眞一郎 君      9番 中 嶋 修 市 君   10番 赤 松 弥一平 君     11番 南 澤 定 雄 君   12番 東   国 隆 君     13番 滝 本 悦 央 君   14番 吉 岡 敏 子 君     15番 藤 本   惠 君   16番 鷲 野 隆 夫 君     17番 藤 本   操 君   18番 西 川 大 乘 君     19番 井 上   進 君 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した説明員(9名)   町長                赤 松 達 夫 君   助役                大 西 由 二 君   経営政策部長            前 川 正 明 君   健康福祉部長            米 田 有 三 君   経済環境部長            藤 原 憲 夫 君   地域整備部長水道事業所長     茨 木 育 夫 君   経営政策部チームリーダー兼総務課長 福 井 宣 司 君   教育長               中 山 倉八郎 君   教育政策部長            堀 口   昇 君 1.会議に出席した事務局職員(4名)   事務局長              藤 城 隆 夫   事務局次長             萬 永 康 憲   書記                石 田 和 也   書記                栗 原 智 美               開 会 午前 9時28分 ○議長(井上 進君)  おはようございます。  議員各位には、早朝からお繰り合わせご出席を賜り、誠にありがとうございます。  ただいまの出席議員は18名で議員定足数に達しておりますので、第193回稲美町定例会第3日目を開会いたします。  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  直ちに日程に入ります。               …………………………                日程第1.諸報告               ………………………… ○議長(井上 進君)  日程第1は、諸報告であります。  地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでございます。    ……………………………………………………………………………………     日程第2.議案第90号 稲美町水道事業の設置等に関する条例の                 一部を改正する条例の制定について    …………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第2、議案第90号 稲美町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  16番、鷲野隆夫君。 ○16番(鷲野隆夫君)  この条例の中で、ご説明は平成30年度までの推定人口で3万6,200人ということに変更をするということでございますが、第4次稲美町総合計画の中では、この平成23年までで3万5,000人というような予測をされております。それと、それ以降の開発と合わせまして、3万6,200人という数字が出ておるわけですけれども、これに伴います日量の給水量も変更をなされたと、少なくされたということで、1万5,700トンということになってございます。  それで、このトン数の算定基準をちょっとお教えいただきたいと。通常、従来からの日量が0.99立米ということでございまして、その辺と、それから現在、日量給水量約1万トンというように記憶をしておるんですが、この中に東播用水からの、神出浄水場から受水しております枠ですね、平成30年を基準とします枠の量の算定はどうなっているのか。で、また、現在の受水、受けておられる日量幾らぐらいなんですか、その日量も30年ではどのぐらいの推定をされて、この条例を改正されようとしておるのか、その点お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まず、人口推計と最大給水量、これを平成 15年後の平成30年を基準年度として推計をしております。で、人口並びに最大給水量ともロジスティック方式、曲線方式、ベギ曲線方式、まあ、年平均増加数による、そういったいろんな専門的な推計の方法がございますが、基本的にはベギ曲線という方式で推計をしております。  で、基本的には現在人口を100として、昭和50年の人口を基準にいろんな算式がございまして、ここに示しております3万6,200人、最大給水量にしましても過去の10ヵ年の実績をもとに、計算式によりまして1万5,700、こういった推計をしております。  で、自己水源、いわゆる給水の湧水水量といいますか、水道料金をいただく基本的な自己水源は、1万1,700トンです。で、今ここに示してあります1万5,700から自己水源の1万1,700を引きますと、4,000トンが県水を受水する量になります。で、このことは非常に企業庁としても、他市町が80、90というような、あるいは少なくとも50%を受水している市町が実態でございまして、当町はいろんな経過から非常に自己水源が恵まれていると、さらにおいしい水であると、この2点で県水を計画変更の前は6,000トンでございましたが、今回の見直しで4,000トンに下がるということになります。が、非常に近年ですね、本年から県水の申し込み量を増やしてほしいという大変強い指導がございます。そういう中で、今、向こう平成19年までの申込み水量で、企業庁と指導のもとにお話し合い中でございます。近日中に結論を出しますが、来年度はとりあえず500トンの7掛けの350トンのままで、来年度は議会対応もしておりませんし、いろんな経過から来年度は据え置くと。ただし、17年からは4,000トンを基準にお話を今、指導を受けておる最中でございます。  それから、県水のことだと思うんですが、非常に現状ではこんな流れでこう受けますということは、今結論がまだ出ておりません。できるだけ県水を受けない方向ではがんばるつもりでございますが、非常に県下下から2番目というような現実もございますので、大変そのことで苦慮をしておりますし、がんばる所存ではございますが、大変強い指導があるということだけご報告しておきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  16番、鷲野隆夫君。 ○16番(鷲野隆夫君)  ありがとうございます。  まあ、県水も受水枠が17年度から見直しかけられるということなんですが、先ほどお聞きいたしましたのは、現在、日量どれぐらいの県水が入っているのかということをお聞きしておるわけでして、私の記憶では、先ほどお答えがあったように350トンぐらいじゃないかなというふうにはちょっと記憶に残っておるんですが、17年以降ですね、こういう、従来、私は1,200トンから1,400トンの枠じゃなかったかなと、先ほど大きな数字を述べられましたですけれども、これが県水が増えてきますと、稲美町のおいしい水というのが地下水でございまして、その水が、県水が増えてくることによって随分と上水の、稲美町の特徴であるおいしい水というのが本当に確保していけるんかというようなことも躊躇しておるわけですね。その辺、この増える人口と言いましても、3万5,000人の推定が3万6,200人というようなことになるわけですけれども、それだけで県水をこんなにたくさん枠を設けないといけないという理由は、ただ計算だけで出てきたということなんでしょうかね、その辺どうなんでしょうかね。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  鷲野議員がおっしゃいましたとおりでございまして、町としても安全でおいしい水を地下水で今賄っている、このことはまぎれのない事実ですから、できるだけ県水を受けない方法で努力をしてまいりますと。で、日量500トンの負担をして、7掛けの350トンを実質県水として受けていると、こういう実態でございまして、先ほども言いましたが、第1次、第2次拡張のいろんな経過、45年に認可を受けまして、62年に2次拡張して、今回計画変更という手続きを打っておりますが、東播用水のそういった飲料水の受水計画の中で、各市町にやっぱり将来の飲料水の水の確保の見通しの中で、本町は数字的には6,000トンを申し込んでいる結果となっていると。このことは、その規模であらゆる施設ができておりますので、当然企業庁としても申し込み水量を消化してくださいと、こういうことですから、現実には今言いました自己水源の1万1,700前後で、十分現実の問題としては水が賄えていると、このギャップが非常に悩ましいところでございますが、お話の組み立てとしては、企業庁はそういう言い方ですし、我々はおいしい水で十分、平生の水は足りていると。ただし、人口推計の中で、非常に当時としては開発が進んでおりますし、大きな人口の延びもございましたので、結果としてはそういうことでございますが、今回の変更でさらに県水を6,000から4,000に2,000トン軽減するということも事実ですから、そういうことでご理解を賜りたいと思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  暫時休憩いたします。              休 憩 午前 9時42分             ……………………………………              再 開 午前 9時43分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  先ほど、県水の話が出ましたけれども、私はこの県水の問題はよく取り上げてきた問題なんですけどね、もともとの計画水量まで受水しないんであれば、稲美町は負担金を払いなさいということで、水の代わりにお金を払えということを言われたんです。それで、もうお金はずっと払ってきたんですよ。で、払ってきて、その払いも終わっておるんですね、もう5年か6年か7年か経つと思うんですね。で、そのことと今回新たに見直しをして4,000トンに減らしたときの、この差額ですね、4,000トンと、例えば500とか350とか、その差額に対する計画がこれだけあるのに、実際に受水は少ないよと、それじゃあお金を払いなさいというような要請といいますか圧力といいますか、そんなことはないんでしょうか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。
    地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  先ほどもお答えをしましたが、50%ぐらいです。いわゆる4,000トンの50%ですから、2,000トンぐらいは受水をしてもらわないと、県下全体のバランスを失すると。いわゆる受水量を、目標計画受水量を80%、90%近い、阪神間の市さんから見ればですね、申し込んでおきながら受水をしないという、定率の市町村の指導をしなさいと、こんな声が逆に上がっておる中で、計画水量が6,000から4,000に下がったので十分だということにはならない現実がございます。  基本的には、その方法はとれると思います。いわゆる1,000トン、1,200トンを受けて、現実には現状の350トンしか使用しない。去る代わりに差額負担を経費で払うという考え方は十分可能だと考えています。 ○議長(井上 進君)  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  可能という話じゃなくて、そういう圧力があった場合には、やはりそれは困るという話をしてもらおうと思って私は、もともとあのダムをつくるときにね、各市町に対して過剰な見積りを出されましてですね、大きなダムをつくったわけです。で、その結果、実際の受水が少ないと、投資はたくさんしたけれども、償還できないということで、各市町にそのお金を負担しなさいということで県の方は言うてきたわけですね。で、その時に私も一方で負担金を払いながら受水するというのはね、この計算式はおかしいということを当時追求しましたけれども、もう一度過去の資料を持って、また再度質問をしますけれども、稲美町の場合は、水を受水しながら、わずかな水ですけれども、受水しながら、一方でそれ以上の負担金を払っていた事実があるわけですね。その当時、私も県の方へ行きまして、県の企業庁の課長は、そういう事実があるんなら、稲美町の方で独自に判断してもらって下げてもらっても結構ですよという話がついて、350という話になったんですね。  だから私は、もう少し話し合いの余地は、もし仮にお金のことで代わりに払いなさいという、行政が入った場合でも話し合いの余地はあると思っています。そういうことをまた改めて、いろいろ資料も持ってきて質疑はさせてもらいますけれども、私がお願いしておるのは、お金で払うということがきた場合には、それはできませんという話をしてもらいたいというふうに私は言っていますので、もう一度お願いします。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  何度も繰り返しますが、非常に稲美町の水が良いというPRは、赤松町長が先頭に立って言われていることですし、私たち職員としてもその方向で努力はいたします。  で、基本的には水を受けなさいということが当然基本でございます。現実の自己水源等現状をお話して、できるだけゆるやかなカーブでというお話を今しておりまして、が、近年非常に指導が強まって、各市町、計画水量に汗を流しておられる結果が出る中で、当町としても現状のままではいかないことも事実でございますので、また委員会等で、この19年までの申し込み水量については詳しくご報告を申し上げます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  今説明があった自己水源1万1,700トン、そのうち県水4,000トンというのは日量なんですかね。  それと、もう1点東播用水の方なんですが、現実に農水の方が足りておるのかどうかという問題が、私はあると思うんですね。逆に言って、今言われる県の指導水量を、全部水道にとりますと、農水の方が足らんようになってくるような問題ないんでしょうかね。その辺のところについても、やはりじっくりと協議をしていただかんと、この契約水量だけとれとれという話だけでは、やっぱりやっていけない部分があるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(井上 進君)  暫時休憩いたします。              休 憩 午前 9時50分             ……………………………………              再 開 午前 9時54分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  大変貴重な時間を申し訳ございません。  まあ、経過としては個々に調査する中で、木村議員のお話もありましたように、余裕を持って施設ができ、計画水量を各市町が受水するという前提に立って施設ができておると思いますし、現状の厳しい指導の中では、十分県水は計画水量を市町村へ配分する余裕があるということは言えると思います。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  日量ですね、これ。はい。  350トンから4,000トンという、こういうことをするということについては、これ本当に大変なことになるんじゃないかと。1万1,000のうち4,000トン、4割近い数字ですね。これが、もし県水が混ざりますと、本当に皆さんが心配しておられるおいしい水が得られるかどうかという大変な問題になってこようと思うんですね。やっぱりこの辺のところについては十分に協議いただかんとあかんと思うんですよ。  それとですね、先ほどの農水の話なんですが、当初は工業用水に持っていくということで、農業関係については負担金がいらないということで始まった事業なんですね。それが、工業用水がなくなったということで、農業者にも負担を強いるという、こういう状況が出てきたんですね。で、農業者が負担をして、その水を頼りにしておりながら、現実に水が枯れた時に水が足らんという状況が現実にあるわけでしょう。その中で、まだ水道水を、それをとりますと計画水量だけ全部をとりますと、農業水も足りなくなるわ、そしてお金はたくさん払わんとあかんわという、そういう二重苦に苦しむんじゃないんですか。  だから、その辺のところも十分に精査させた中で、やっぱりその辺の県とのお話し合いの中でもやっぱりその辺のところも十分に理解をしていただかんといかん部分じゃないかと思うんですよね。だから、今現在350トンですか、これでがんばっておられる状況を、17年度以降もやっぱりきっちりと、こちらの事情を説明して精査していくべきだろうと思うんですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まあ、先ほど来から非常に厳しいご指摘をいただいておりますし、現にこれまでそういう考え方に立って、できるだけ水量を押さえていくという経過がございますし、私も大路課長も、これまで5回ほどのヒアリングの中で現状を訴えですね、今おっしゃられた方向で努力をしております。  で、基本的には、4,000ですが50%の2,000をベースに、今、せめぎあいをしているということで、なんとか県水の受水については、できるだけ緩やかなカーブで、今おっしゃったようなご心配ごとよく理解をしておりますので、努力をしてまいります。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  過去、この問題については皆さんが、毎年のように県水をいただくことについて質問されております。そういうことで、今までの水道の管理されている方々が非常にご苦労をされていることは我々も十分承知をしております。しかしながら、実際の話、住民からしますと、稲美町に移り住んだらおいしい水が飲めるんだなということで変わってこられる方もおられるというふうにも聞いております。そういうことを考えますと、稲美町の活性化という意味からしても、やはりこの水を守らなければならないというこういう大きな、私は命題があるんじゃないかと思いますので、ひとつ今後ともご努力をいただきますようにお願いを申し上げて終わりたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まあ、先ほど触れましたが、平成19年度までの申し込み水量のとりまとめ時期でございますし、経過はまた委員会等で詳しくご報告を申し上げたいと、そういう方向で努力をしてまいります。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  この際、1点だけお尋ねをいたします、関連して。  それはですね、過日の新聞報道で「地面に埋まった水道メーター、未検針で放置3年半」という記事が載っておりましたですね。で、この件についての経緯と、それから、その後の対応がどういうふうになっているのかということについてお尋ねをしたいと思います。要は、これから水道料金ということが、今年は別にしてもこれから利用していかなければいけないというふうな中で、住民もそういったことに耐えていかなければならないという状況ですので、やはり水道料金の公平性ということからして、こういったことに対してはきちっとした対応をして住民に納得をしていただくということが本質ではないかというふうに考えますので、この件の経緯とその後の対応についてご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  私の方から経過をご報告申し上げます。  匿名で、ある方のメーターが、新聞紙上でご承知のとおり2000年の7月からという新聞報道がございますが、2000年の5月18日のメーター検針が最後でございます。その後、本年の2月26日にメーターの掘り出しとかさ上げと復旧工事を、町の水道事業所の費用で5万1,000円でメーターを掘り出しました。  で、新聞でも報道しておりますように、認定水量は60から68という幅で、認定水量として水道料金はいただいております。これの認定水量の算定基礎は、当時の過去1年間の平均使用水量で認定をしていただいておるという経過です。  で、今、内部協議をしておりますが、ある程度の2月26日に新しいメーターを埋めておりまして、3月のこの15日に初めての検針を行っておりますが、日数が1ヵ月に至らないこともございますし、もうしばらく使用状況を見る中で、実はメーターが3桁でございまして、1回転なのか2回転なのか、その判断をどうすべきかと、今内部協議中でございますが、ある程度の実績を見る中で判断したいと考えております。その使用水量全て月数の、2ヵ月検針ですから、月数の使用水量に割り振った計算を再計算しまして、その差額を本人から徴収する、こういうことで考えております。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  なぜこういうふうに発覚してきたのかということもちょっとわからないんですけれども、要はなにか家を増築したかなにかのときに、以前あったメーターをアスファルトか何かで埋設してしまったわけですか。埋設してしまったわけですね。何かの事情でそのメーターが見えないようになってしまったわけですね。私現場を見てないものですから、想像で言っているんですけれども、何かの事情でもとあったメーターが、その家の工事によってメーターに土が被せられたかアスファルトをされたかわからないんですけれども、メーターが見えない状態になったのが、先ほど言われた2000年5月18日以後ですね。で、これはすごく単純なことだと思うんですが、その水道メーターというのは、多分私が記憶しているのは2ヵ月に1度ですかね、検針がこられるのは。最低でも2ヵ月のうちにはわかるわけですね、そんなことをしておったら。「あっ、こんなことをしたらだめですよ」と、ごく当たり前やと思うんですよ、本当に。で、その当たり前のこと、それをなぜできなかったかというのが非常に不思議なんですよ。本当にそんなに難しいことやなかったかと思うんですよ。それが3年間も放置して、それまでは水道料金を徴収したと言いますけれども、なにかその徴収のし方が新聞で読みますと、メーターを見らずに平均的な算出方法で、極端なことを言うたら、悪い言い方をしますと、ほどらいで徴収しておったということでしょう。それに対して公平性の問題でどうなのかということで、今、いわゆる、これは町の幹部から強い指示が出て、そんなことはしてはいけないということで、最近になって、町も費用をかけて、5万1,000円の費用をかけて、メーターを掘り出して、今やっと普通の状態ですわね、それは。ただ、3年間ということを、なぜそんな簡単なことを甘い状態でおられたのかということが非常に理解に苦しむんですよ。だから、今されたことについては非常に評価もできるし、当たり前のことなんですけれども、その3年間なぜ、メーターを掘り出すということはものすごくごく当たり前のことやと思うし、メーターを見せてくれというのはごく当たり前じゃなしに、これは当たり前じゃなしに法律で決まっておるんじゃないですか。それをなぜメーターに土が被せられたままの状態の中で、ほどらいで料金徴収をしたかということがわからないんですよ、いくら考えても。そのことの経過ということについて、どういうことなのか。  それから、今回町の費用で5万1,000円かけてメーターを掘り出したと。その費用は果たして最終的にどなたが負担されるんですか。そのことを含めてひとつ答弁をお願いいたします。 ○議長(井上 進君)  暫時休憩いたします。              休 憩 午前10時06分             ……………………………………              再 開 午前10時12分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいまの中嶋議員の質問は、少し時間が必要と思いますので、後ほど答弁させますのでご理解いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第90号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第90号 稲美町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ………………………………………………………………………………………     日程第3.議案第91号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の                 一部を変更する規約について    ……………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第3、議案第91号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部を変更する規約についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第91号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第91号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部を変更する規約についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ……………………………………………………………………………       日程第4.議案第92号 兵庫県町交通災害共済組合規約の                   一部を変更する規約について      …………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第4.議案第92号 兵庫県町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第92号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第92号 兵庫県町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。
     よって、本案は原案のとおり可決されました。     …………………………………………………………………………………      日程第5.議案第93号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の                  一部を変更する規約について     ………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第5.議案第93号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第93号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第92号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ………………………………………………………………………………………     日程第6.議案第94号 兵庫県町土地開発公社定款の変更について    ……………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第6.議案第94号 兵庫県町土地開発公社定款の変更についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、議案第94号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第94号 兵庫県町土地開発公社定款の変更についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。       ……………………………………………………………………        日程第7.議案第95号 町道の路線の認定について       …………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第7.議案第95号 町道の路線の認定についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、議案第95号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第95号 町道の路線の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ………………………………………………………………………………………………   日程第8.議案第96号 平成15年度稲美町一般会計補正予算(第5号)  ……………………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は日程第8.議案第96号 平成15年度稲美町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  質疑の方法ですが、お手元に配付いたしております質疑の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付いたしております質疑の方法により行うことに決しました。  まず、第1条、歳入に対する質疑を一括して行います。  発言を許します。  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  13ページで、県支出金の分なんですけど、総務関係の補助金の中で、地方バス等公共交通維持確保の対策補助金として138万6,000円が入っているわけなんですけれども、これ確か説明のときに、加古川と西神の間というような説明を受けました。以前、この線が廃止されたように私は記憶いたしております。そのときに、ぜひ私は稲美町内だけでも走っていただくように要望をお願いしたい経緯があるんですが、これはいつから再開されたものなのか。あるいはまた補助対象以外というような説明を歳出の方でも受けたような気がしますので、もう少し詳しいご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  それでは、もう少し詳しくお話をしたいと思います。  神姫バスが加古川駅から西神駅までずっといっておったわけなんですが、15年の4月1日から廃止になっております。で、廃止区間は野谷と神出小学校間ということで、その部分が廃止になっております。で、母里から加古川駅まではまだ残っております。  今回、このように増額になった主な理由は、この部分が新しく申請になったと、こういうことでございます。新しく申請になったと。今までは、西神から加古川駅までについては申請されていなかった。なぜされなかったかということは、もともとこの部分について廃止の話が神姫バスの中でありました。それで、申請をしますとどうしても廃止がしにくいと、そんなことで、この区間について申請をしていなかったわけですが、今回、15年の4月に廃止になりまして、その残りの部分、母里から加古川まで増便になった、その分の増でございます。それが、この中で言いますと85万7,000円の増になっておりす。  それから、もう一つ加古川駅と上新田北口、これも前年に比べますと55万2,000円の増になっています。  それから、もう1線ございます。厄神から土山まで、この部分が前年に比べますと2万3,000円と、これは減になっています。それらをトータルしまして、この額になっております。  以上です。 ○議長(井上 進君)  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  わかりました。そしたら、一応15年の4月1日から廃止、ただ残っていた区間の母里・加古川間の分が特別にこの予算の中に入金として入ってきたということですね。  そしたら、引き続きそれは運行されていたということで了解いたします。  ありがとうございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  保育所運営負担金、それから12ページですね、327万8,000円、それから10ページの保育所扶養者負担金580万5,000円、保育所運営費負担金655万円、国と個人と県の負担金がございます。それと、その辺のところについてちょっと詳しくご説明をお願いを申し上げたい。これと、逆に言って歳出の方にどういう関連があるのかということも含めて説明をいただけたらありがたいなと思います。  それと、15ページの福祉医療補助金、過年度収入158万8,000円。これちょっと説明をいただいたんですが、もう一度ご説明をしていただけたらなと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  それでは、10ページの方の保育所扶養義務者負担金580万5,000円の増でございます。これにつきましては、通常、保育所の運営費が算定されます。その中からそれぞれ所得に応じまして、各父兄から徴収金をいただくわけです。その徴収金を計算する中で、通常の年度、それぞれ扶養義務者の所得を推計して集計して、この予算を設けていきます。  そういう中で、所得がかなり落ちてくるんではないかと。当初予算の時点では。景気の動向等で。そういう中で計算をして、当初予算を組ませていただいております。  それから、ほぼ2月の収入を見ている段階におきまして、今、まだ決算まではいっておりませんが、少しその見込みが所得の方、この保育所の扶養義務者の所得の方が予想よりもよかったというふうな形で計算をしております。当初は、8,959万7,000円の当初を持っておりましたが、今、見込みとしましては、それよりも580万円ほど上回るという形で推計をさせていただいております。  それから、次が保育所の運営費の負担金でございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたように、年間の保育所の運営費から、今それぞれの扶養義務者の負担金、いわゆる先ほどの扶養義務者の負担金を差し引きまして、残りの2分の1につきまして、国からの負担金、それから県費につきましては4分の1という形で、それぞれ積算して、ここに掲げさせていただいております。  それから、最後に15ページの福祉医療費の補助金の過年度収入、これにつきましては非常に申し訳ございません。単にプラスマイナスを間違えて、前回の補正予算におきまして誤った歳出予算を組んでおりました。それで、今回歳出予算の減額をして、歳入予算にプラスという形で、正しい形の補正予算をさせていただきます。そのもとになっている根拠といいますのは、先ほども補正のところでございましたが、国県の14年度の負担額が、当初、国では8,200万660円という数字が、交付額として決定してきたのは8,094万1,560円、差し引き105万9,100円の少ない交付であったということで、マイナス表示の交付という形の文章をいただいて、単にそれを数字、プラスマイナスを返さないかんことやなということで、担当なり私どもが誤ったためでございます。  同じく県につきましてもその半分、4,100万330円でいただいていたものが4,047万780円、差し引き52万9,550円の少ない交付であったと、マイナス交付であったというものを見誤りまして、合計158万8,650円の追加交付を先般の補正予算で支出科目に上げたという経過でございます。大変申し訳ございません。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  ちょっと私も計算が弱いもので理解ができにくい部分があったので、再度ちょっとお聞きしたいんですが、保育所扶養義務者負担金現年度分が、所得が上がってきて増額になったと。そうなりますと、所得割が上がってくるということになりますと、その部分の補助金の額が、私は逆に減になるんじゃないかなという気がするんですね。そうしますと、今言われた一番最後の過年度収入という、これはまた違うんですが、国からもらい過ぎて返さんとあかんというような費用が出てこないのかなというような気がしましたので、その辺のところ、普通所得、前に、過去に新聞に出ていた問題では、所得が上がってきたので、この人から負担金をとらなければならない部分が少なくて、国からたくさんのお金をもらっておって返したという経緯があったわけですね。で、今お話があった中で、保育者の所得が思ったより所得が上がってきたと。それで、そうしますと国県の方がそれ以上に上がっているという計算が、ちょっと私の頭の中で理解できないんですけれども、その辺のところの計算根拠を教えていただけたらありがたいなと思うんですけれども。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  問題点が数点分かれております。まず、過年度収入の関係です。これは、あくまでも14年度分の精算という考え方でございます。精算は、なぜ起きてくるのかというのはそれぞれ国庫補助等の申請は、ある時点で締め切りまして、最終の決算額で申請しないと。まだ何ヶ月か残した段階で国庫申請しますので、どうしても精算、それから追加という形の、毎年そういう繰り返しをさせていただいておりますので、そういう点でご理解をいただきたいと思います。  で、保育料の補助金のシステム的な、全般的な考え方のところがわかりにくいということだと思います。基本的には、それぞれ0才から5才までの保育単価に基づいて、掛ける何人が措置をされて、それぞれの園に措置としてお払いをしていくと。この単価につきましては毎年度変更がありますので、それに基づいて、月々の入所の児童の数によっても変わっていきます。それを年間計算しまして、稲美町の場合では約3億余りの金額が支弁をされております。その中から、今申しました保護者負担金、これがそれぞれ徴収をいたします。その金額が約1億2,000万円、これが徴収をされまして、差し引き1億7,500万円余りの金額が補助対象額、いわゆる公費負担になると。その分の2分の1について国庫、残り4分の1について県費、残り4分の1について町負担ですが、この町負担につきましては交付税算入という形で、現在財源措置がされておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  今ね、私が質問させていただいたのは、要するに数字的なお答えいただいたんですね。要するに3億のお金がいると。その中で、扶養者の負担が、例えば1億2,000万円ということになれば、1億7,500万円の金額が、国県からいただく。また、町負担があるという話なんですが、これが逆に言いまして、保護者負担が増えているんですね、500万円ほどね。で、逆に言いますと、その分が、さっきの説明からいきますとね、国県の分が減ってくるのかなという計算が、感じるわけですよ、今の説明からしますとね。その辺のところがちょっとわかりにくいんとちがうかなと。多分、聞いている皆さんも多分わかりにくいと思うんですね。  だから、それを今度逆に、今までの計算根拠が間違っておったんやったら補正で、こういう計算根拠が甘かったから出てきたという話であれば、また別の話なんですが、今言われた計算根拠から言いますと、国県のお金は、これ計算多くなるというのは、逆に少なくなるかなと。そうなりますと、今言われた過年度のときに、またそういうような問題で、そのそこで精算は、それはできるんでしょうけど、なんか数字が、隠された数字がそういうふうに見えてくるんとちがうかなというような気がします。  だから、その辺のところをきちっとね、計算根拠だけを示していただいて、こういう計算になりますよと。
     で、実際の話、今言われたように、扶養者の方がね、所得が上がりますと、所得が上がった分保育者の負担が増えてくるわけですね。そうしますと、国県は本当いうたら減ってくるんですね。これ、本当にそれが両方とも上がってくるんやったら有り難いですよ。だから、その辺のことがちょっとわかりにくいんとちがうかなと思うんですけど。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  ご質問の趣旨はよくわかるんですが、先ほども言いましたように、それぞれ一人ずつ年齢によって全部単価が変わってきます。その推計の中で、総枠もふくらんだり小さくなります。そういう意味で、積算のところで、全部が同じ傾向を示していないというふうなことでございます。その辺で、また詳しくご説明を後ほどさせていただきたいと思いますが、基本的には、言葉は悪いですけれども、積算のそれぞれの対象人数とか、それから収入見込みの徴収見込みとか、その辺についての積算が甘かったという点はやむを得ないと、当初において、ということは言えると思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  15ページの歳入の28節ですね。住民基本台帳ネットワークシステム助成金のことでお尋ねいたします。  国が非常に力を入れて、いわゆるこういう住基ネットということに対して、昨年から鳴物入りでこういうことをやっておられるんですけど、今現在の稲美町の登録の状況ですね、どういう状態でしょうか。それとあわせまして、これは私も持っておるんですけどね、身分証明書ぐらいの役にしか立たないんです、今のところですね。で、これが本当に普及するかどうかは、このカードに付加価値をどうつけるかということによって、普及するかどうかに決まってくると思うんです。  で、例えばですね、いろんな住民からの願いがあるんですけれども、例えば時間外に休みを入れまして、住民票とか印鑑証明書とか戸籍謄本がとれないかという要望たくさんございますね。で、もしこういうシステムと連携した施設ですね、銀行でいう別のああいう自動の預け入れ機ですね、そういったものが、無人の自動預け入れ機といったようなものが、例えば庁舎の外部から入れる一角にそういう機械を据え付けるならば、いつでもそういったことが非常に便利にとれるということも可能だと思うんです。  で、実際、今銀行の主流は、どちらかというと窓口業務やなしに、そういうふうに自動の預け入れ機を皆さん利用するというのが本当に姿にもうなってしまっていますんで、あれもある程度時間外、3時までじゃなしに非常に時間が延長されているし、ある銀行になると、土曜日、日曜日もとれますのでね、だから、銀行によってサービスが違いますけれども、こういう可能性の発展性ということは考えられないんでしょうかね。その辺もあわせてひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  まず1点目、住基ネットの現在の状況ということで、2月19日現在で、申請25名の方がございます。  それから2点目、時間外等、それからそれ以外の付加価値等についての今後の展開ということですが、過日、一般質問等、木村議員からもいただいたと思います。そのときにお答えをさせていただいたと思うんですが、17年度に向けまして、今県で、広域的にこのシステム開発等を行っております。それで、かなりの部分の統一的な発行システム等ができますと、それに町の独自のものをある程度加味して、一つのカードという形にできないかということを今検討しているところでございます。  そういう意味で、そういうシステムなり町の体制なりが整いましたら、次にそういう、今議員申してのような形に持っていきたいというのが目標でございます。  以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、続いて歳出の第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費、および第4款衛生費に対する質疑に入ります。  発言を許します。  暫時休憩いたします。              休 憩 午前10時40分             ……………………………………              再 開 午前10時59分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  他にご発言はございませんか。  7番、木村圭二君。  暫時休憩いたします。              休 憩 午前10時59分             ……………………………………              再 開 午前10時59分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  23ページの総合福祉会館の改修工事の減額なんですが、実は総合福祉会館につきましては、トイレの改修ができなくなってしまったという話が委員会であったんですけれどもね、これぐらいの減額ですと、私は十分あそこのトイレの段差の改修はできたと思うんですが、もう一度トイレの改修がなくなった理由につきましてお尋ねしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  総合福祉会館の改修工事でございます。これにつきましては、できるだけ改修場所を一括して、いろんなところをやりたいというふうな希望もございました。しかしながら、当初の計画では、冷暖房等と、あとバリアフリー等の設計等でございました。そんな中で、便所の改修等が一括でできないかというふうにご希望もございまして、それも検討したわけでございますが、部分的な、今男子だけとかという形で部分的改修をしても、全体の改修のときにもう一度それが没になってしまうと、そういうふうな見解がございまして、全体改修まで、やはりそれは待たないといけないなあということで、今回は実施はできませんでした。それとまた、事業費的にも足りなかったので、今回の改修の工事には含めないで実施をいたしました。  以上です。 ○議長(井上 進君)  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  全体改修ということは初めて聞いたんですが、私は少なくともあれで大体の改修になるのかなと思っておったんですけどね、そうしますと、改めて大規模改修見たい形でやるという計画はあるわけですか。あれが大体の改修かなと思って、だからそのときに段差の改修等も、トイレの改修も含めてやってもいいんではないかなというふうに思っておったんです。  もう一度お願いします。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  いわゆる冷暖房等が緊急的にもう耐用年数も過ぎておりまして、しばしば故障をしておりますので、それを回避しないと、通常の貸館業務等ができないというのが、第一義的な補修でございます。  で、その中で最少限度の改修ということで、今回改修を行わさせていただいております。 全体という言葉を使いましたが、福祉会館の機能等をどういうふうに有効利用、拡大等々も含めまして、将来的にはいろんなことが考えられるんではないかという意味合いで、全体という言い方をさせていただきました。期限はまだ決めておりません。  以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  1点だけお尋ねします。  17ページなんですけど、総務費の中の職員手当等140万1,000円上がっておりますけど、この中には扶養手当が7万7,000円ですか、そして調整手当5万2,000円、住居手当が8,000円、時間外勤務手当が126万4,000円と上がっておりますが、この内訳を教えていただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  この内訳ですが、扶養手当につきましては、職員が途中から1人増えております。その総務課付けにした職員がおりますので、その分のものでございます。扶養手当はそういうことでございます。  それから、管理職手当については、1人病気で休んでおりますので、その分の減でございます。  それから、調整手当については、やはり先ほど申しました扶養手当と同様で、一人職員が配置になりましたので、その分の増でございます。  住居手当も同様でございます。  通勤手当については、病欠の1人が休んでおりますので、その分の減でございます。  それから、時間外につきましては、全部の実態を調べまして増減をさせていただいた、全体の中で増減をさせていただいた分でございます。 ○議長(井上 進君)  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  最後の時間外勤務手当、全体の中でこういう金額が出たと、そういうふうにお答えになりましたけど、全体やなくして、これ時間外手当は何人に該当しておるということをはっきり、これわかっておるんじゃないんでしょうか、その点お尋ねしておきます。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  先ほどの答弁でちょっと間違っておりますので、もう1回申し上げたいというふうに思います。  先ほど申しました手当ての中で、扶養手当については先ほど申したとおり、1人の職員が総務課付けになった分でございます。で、調整手当についても同様でございます。それから、住居手当、住居手当についても同様でございます。それから、先ほどの時間外手当でございますが、これは総務課、企画課の職員の時間外手当でございます。人数等はちょっと今のところ数字がわかりませんが、その分でございます。 ○議長(井上 進君)  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  総務と企画とですけどね、この金額が126万4,000円ときちっと上がっているのは、人数がわからへんかったら積算できへんのとちがいますのん。私はそういうように感じますけど、そうやなかったらこの数字が、126万4,000円という数字が、何人かきちっとわかってないとこんな、時間外勤務手当なんかわからしませんやろ。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  この額につきましては、一応企画課で60万円、残り総務課でということに配分させていただいています。人数によって掛けるわけではございません。実態とかそういうのを調査をしまして、その上で計算をさせていただいております。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  10番、赤松弥一平君。 ○10番(赤松弥一平君)  22ページの老人福祉費の中の細節13の委託料なんですが、これ説明あったかどうか、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんが、介護予防生活支援事業委託料、これ当初予算1,637万7,000円置かれていまして、今回、当初予算に対して3分の1程度の減額、大幅な減額になっております。私は、この介護予防、この事業というのは非常に大事な事業やないかと思っておりますが、なぜ当初の計画ができなかったかお聞きしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  介護予防の関係でございます。これらにつきましては、内訳としては9つの事業を実施いたしておりますが、その中で今回506万3,000円減額をした大きなものといたしまして、いきいきサロン事業が420万円余りを減額いたしております。それと、いきがい活動支援通所事業が84万円余り、これらが大きなものでございます。  その理由といたしまして、いきいきサロンにつきましてはできるだけ自主運営という形でもっていっていただいております。インストラクター的なものの方についての出益をできるだけ減らしまして、ハートスタッフという、新たなそういうボランティア的な方々等を利用する教室、それとか独自である程度運営をするというふうな形で、できるだけ自主とサポートを混ぜていくということで、そういうふうな執務費が減っていったというのが主な理由でございます。  いきがい活動の支援の通称につきましては利用者数の減でございまして、そこらがほとんどの減額の理由になってございます。  以上です。 ○議長(井上 進君)  10番、赤松弥一平君。 ○10番(赤松弥一平君)  いきいきサロンにつきましては、皆さん非常に好評だと聞いています。で、今のところ自治会単位で月1回と聞きますと、その中でもっと回数を増やしてほしいという声も現実に住民の方から上がっております。で、自主運営にまかすという方向でしょうが、やはり今の段階でそこまでまだいっていないと思うんです、中を見させてもらいましたけども。ですから、やはり大事な事業ですので、その点についてもやはり効率だけじゃなしに、実態に則して、使うべきところはお金を使ったらいいんじゃないかと思うんです。  で、それで、もう少しそういう方向ならば、そこらのリーダーを育成するという方向の事業なりお金の使い方をしたらどうかと思うんですが、それと言いますのは、今回の、そう言いながら、今年度予算にも恐らく同額1,600万円上がっていますんでね、そういう意味で、もっと充実をすべきやないかと思うんですが。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  いきいきサロンにつきまして、ご協力をいただいております。ありがとうございます。  そんな中で、各自治会の年度の終わりになりましたら、来年度どういうふうなことをさせていただきましょうということで、全員で協議をしていただいております。そこへ行きまして、そしたらどういうふうなメニュー的なものがいいか、運営についてもどういう形でやろうかということで、いわゆるプロのインストラクター、それからボランティア的なハートスタッフ、それから自分らでやるというようなものをいろんな角度で組み合わせをさせていただいています。で、やはり自主運営になると、議員ご指摘のように、少し下火になりそうやというときは、また急遽てこ入れしていくという、そういう形で自主性とそういうようなものを育みながら育てていくという考え方でやっております。  回数を増やしたいということについては私どもも賛成ですので、そういうふうなスタッフ等の要請がございましたら、それに対してお答えをしていきたいというふうに思っております。  それから、来年度も予算が上がっております。これにつきましても設置箇所数、来年度も増やす予定にしておりますので、そういう点でご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  13番、滝本悦央君。 ○13番(滝本悦央君)  1点だけ、18ページの町民カレンダーの制作費が92万円減額されていますけれども、どこが、今まで大体300なんぼで2割強の金額が減額になっているんですけれども、どういう面で安くなったんですか、ちょっとそれを教えてください。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  これは、町民カレンダーを見ていただいたらわかると思うんですが、今年度については紙が半分しか使ってない、こういう折り方になっていますので、その分が大きく影響しています。  それともう1点は、見積り合わせをやっておりますので、それによって単価が下がったと、こういうことでございます。 ○議長(井上 進君)  13番、滝本悦央君。 ○13番(滝本悦央君)  わかりました。紙半分という、まあペラペラになっておるんですけれども、以前から町民カレンダーは必要か、必要でないかということもいろいろ出ていまして、やめたときもあったと聞いていますけれども、ほかの議員さんからもいろいろ出ておったと思います。そこに書くですね、毎日毎日の日程を、環境の問題を入れたりごみの収集日を入れたり、いろんなことをもう少し入れてですね、こっちでは紙使っているけれども、こっちではまた同じようなものが出てきているとかね、なんか一遍に見れるようなカレンダーというのを一つ考えていただいたら、もっと効率よくなるんではないかなと。  今、私が環境のごみ収集のことでも見ているんですけれども、あれも裏表になっていましてね、貼っておいてもめくらなわからんということでありましてね、もう少しそれらとも、ほかのものもあるかもわかりませんけれども、日々のことをもう少し効率よく見れるようなもの、なにか全体的に考えられないかなあと。私も考えておるんですけど、今ちょっと90万円ほど出ていましたのでね、そういうことを特に思いまして、なにか今後いい方法を考えていただきたいなあと、このように思いますが、いかがですか。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  カレンダーにつきましては、議員さんいろんなご意見をいただいた中で、本年度、かなり改正をさせていただきました。その一つが、今年は健康を取り上げて、健康をメインに全てのカレンダーの中にそういう内容を入れてまいりました。  それから、今回のもう一つのメインは、半分折りということで、全部1年間の書いたものがそのまま残る、今までやったら破ってしまいよったんですけれども、今度はこういうふうに折って次々重ねていきますので、1年分の行事が後で振り返ることができると、そんな利点を持って今回作らせていただいております。  今、議員さん提案の話なんですけれども、毎年どういう形がいいかということもいろいろ考えていますので、そんな中でご意見また参考にさせていただきたいと、このように思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  16番、鷲野隆夫君。 ○16番(鷲野隆夫君)  18ページの6番の企画費で、14節の使用料及び賃借料1,016万3,000円の減額になっておるんです。その中で細節の21の総合行政ネットワークシステム使用料。ご説明では、積算予算が12ヵ月分というものが2ヵ月になったということのご説明をいただいたんですが、ちょっと理由をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  この総合行政ネットワークにつきましては、全てのところなんですが、12ヵ月分を持っておりまして、実際3ヵ月なり2ヵ月しか使っておりません。この理由につきましては、予算編成時には接続日が不明であったということが1点ございます。それで、15年の4月に入りまして、接続日を県といろいろ相談をしまして、最終的に接続日が決まりましたのは、16年の1月21日ということになりました。これは、早く接続しますと使用料がいりますので、できるだけ県国が言うておりますように16年の3月31日、できるだけその日までに付けということなんで、できるだけ後ろにずらさせていただいた、そんなことが大きな理由でございます。 ○議長(井上 進君)  16番、鷲野隆夫君。 ○16番(鷲野隆夫君)  そういうことでございますけれども、当初、その積算根拠が予算のときにもいろいろおっしゃっていましたですけれども、県のそういう総合行政ネットワークの形をとって1年間という、もちろんそういうことなんでしょうけれども、やはり決められた予算、もちろん国、県、総合的に判断された結果だと思いますけれども、やはりきちっとこれ執行していただくようにやっていただかないと困ると思うんですね。ほとんど減額ですからね。その辺を十二分に今後ですね、早い時期で減額なら減額でですね、今回16年1月ですか、しか決定しなかったということで、それでまた3月31日になりますと、ちょっと予算見てないんですが、16年度の予算で再度4年ですかね、これ毎年大きい予算を上げられて減額減額というのがこの総合行政ネットワークシステムが多いんですけど、その辺今後本当にやられるんですかね、その辺ちょっお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  予算執行につきましては、我々としましても16年の3月31日に接続をするということになっておりますので、それまでできるだけ早くも考えたんですが、県とのいろいろの打ち合わせの中で3月31日に一番近い、16年の1月21日、この日に決定をさせていただいて、できるだけ後ろへずらさせていただいたということでございます。それで、すでに16年の1月21日から稼働をいたしておりますので、これからはずっと動いていくということでございます。
     で、予算につきましても、これらについては来年から回線の通信料とか使用料とか保守料、こういうのがかかってまいります。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  19ページなんですけれども、情報関連会社の株の購入ですね、10万円の減額なんですが、BANBANの株というふうに聞いたんですけれども、このBANBANの株は買うということで聞いておりました。株価は、まだわからないというふうな返事を以前いただいたように思いますので、この辺の件について1点お聞かせください。 それと、あと22ページなんですけれども、障害福祉費の中の13番委託料、訪問入浴サービス事業委託料なんですが、当初予算198万円、減額が137万5,000円と、ほとんど大きなお金が減額されているわけです。私も思いますのに、やはりデイサービスとかいろんなところにお入りになっている方が多くて、訪問入浴看護を利用される方が少なくなったのが現実じゃないかというふうにも思うわけですけれども、この辺の今後の見通し、あるいは現状につきましてお答をいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  株価につきましては2万2,000円でございます。450株買いまして990万円ということになっています。これにつきましては、1,000万円相当分ということでお話をさせていただいて、今の450株の2万2,000円ということで購入をさせていただいたわけでございます。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  訪問入浴サービスの件でございます。当初から大きく減額をしている理由でございます。対象の方が、実は2名の方に利用をいただいております。しかしながら、1名の方が年齢到達ということで介護保険の対応になられました。で、もう1名の方は、入浴の補装具ということで、自宅の方にそういうふうな設備等を付けられまして、経費的に予想を下回りましたという経過でございます。  今後の見込みにつきましては、やはりどういう方が、その対象者は出てくると思うんですけれども、最低限ここに課目を置いて、出られたときの対応という形で対応していきたいと思っております。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  12番、東 国隆君。 ○12番(東 国隆君)  1点だけちょっとお尋ねいたします。  18ページの企画費、負担金補助及び交付金の12番のまちづくり活動支援事業の減額の150万円についてです。この内容をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  この150万円の減額につきましては、1地区上限100万円としての事業でして、2地区分置いておりましたが、相談とか問い合わせとかはあったわけですが、申し出が結果的にはありませんでした。ありませんでしたというのか、稲美野荘園のみということで、稲美野荘園が全体で50万円ということになりますので、200万円から50万円引いた残りの150万円を減額ということにさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  1点だけお尋ねいたします。  先ほどの南澤議員に引き続いてのことですけれども、一般管理費の時間外勤務手当の126万4,000円のことでございます。  で、私は過日一般質問の中で、機構改革の成果が十分出ているかという質問をいたしましたが、十分出ているという答弁ございました。で、確かにですね、この補正予算の全体を見回してみましてもですね、総務の管理費以外は残業手当といいますか、時間外勤務手当というのは確かに減っているんですよ。で、ただ、総務のこの部分だけが増額補正になっていると。で、当初予算と比べますと、当初が898万7,000円でございましたから、トータルしますと1,025万1,000円になっておるわけですね。これは、相当な金額になりますね。他の部署は確かに減っておるんですよ。減額補正に出てきていますから。で、当然総務というのは全体の中枢のセンターですのでね、当然私は、かかったことに対して出すなとは言ってないんで、どういうふうなことでこの総務の部分が増額になっているのかということですね。それとあわせまして、先ほど南澤議員さんが聞かれた非常に大事なことで、やっぱり人の数も大事なんですよね。時間外勤務手当というのは、管理職というのは支払われないものですね。だから、総務課と企画課を合わせて、対象の人員の方何名なんですかということですね。  それから、もう一つですね、この時間外勤務手当てのことにつきまして、最近に行政改革の答申をいただいておりますけれども、9月9日の稲美町行政改革懇談会の中で、非常にこういうコスト削減については、委員さん熱心に論議されていますね。これ私、今本当に町長が言われる情報公開でですね、すべてこういったことがインターネットで手に入るというよりも、住民が見れると、どういう論議をされているのかと、非常に興味深くこのことも見させていただいております。その中で、どうしてこんなことが書いてあるのかわからないんですけれども、いつの資料に基づいて出されたかわからないんですけれども、多分同じように、私たちと同じようにこういった何かたたき台を審査されて、いろんな意見が出ていると思うんですが、残業代は今年は非常に多いと書いてあるんですよ。ちょっとなんでこんな書き方がされているのかわからないんですけどね、委員さんが、残業代が今年は非常に多いと。だから、時間外手当の単価の計算の方法についていろいろ聞かれておるわけですね。で、その中で、普通どおり仕事をしていれば残業手当は存在しないと、職員には能力があって、仕事の早い人は残業しないから不公平になると、そんな発言もあるんですけど、まあ非常に厳しい発言もあるんですけど、要は時間外手当の単価の計算についても、これは非常に大事なことやと思いますので、改めてその中身がどういうふうになっているのか、私もお尋ねしたいと思います。  以上です。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  人数につきましては、企画課6名、総務課8名でございます。まあ、なぜその時間外が多くなったかということでございますが、やはり新しい事業に取り組んできております。前に議員さんの方がそれだけの事業できるんかというような、予算委員会でのご発言もありました。そんなことで、我々としましては、この度だけで見ましても情報化計画検討委員会を立ち上げまして情報化をどんどん進めていくと、こんなこと、それから行財政改革を取り組んでいく、それからさらには入札改革にも取り組んでいくと、こんなことでかなりの多くの事業を新しくしております。そんなことで、時間外が非常に多くなったと。で、これも昨日一般質問の中で申しましたけれども、機構改革はまだ途についたところでございますので、また改めるべきところは十分改めて、効率よく動かれるような組織をさらにつくっていきたいと、このように思っております。  時間外については、ご存じのように10月以降に職員宛てにも、まあ我々も含めてですけれども、できるだけ時間外をしない方向をと。で、休みに出てくれば代休制度をとると、そんな方法でいろいろとやらせていただいております。この度、総務関係で総務費の中で時間外が増えたのは、新しい事業に取り組んだと、こんなことが主なものでございます。  時間外の計算の方法でございますけれども、分母に40時間、これは1週間の時間数が40時間です。それに52週を掛けます。それで1年間の時間数が出てまいります。それを給料で割ります。それで、それに100分の125を掛けたり、100分の150を掛けたりして出してまいります。もう1回言いますと、給料を1週間の勤務時間掛ける52週で割ると。掛けたものを割ると、こんな形で1時間の単価を出しまして、その100分の125を掛けると、こんなことになっています。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  行政改革懇談会の中で、コスト削減ということで、時間外手当についても非常に厳しい論議がされています。で、確かに部長がおっしゃられるようにですね、各その他の総務以外の部分については効果が、先ほど申し上げましたように時間外手当の削減、削減ということで全部出てきておるんですよ。で、10月1日以降になんか総務の方で新しい事業に取り組まれたということですか。今回、そういうふうに増えておるということですね。  それで、今単純に私割りますとね、14名と言われたでしょう。だから1人当たり73万、まあ単純にですよ、73万2,000円ほどの計算になるんですよ。対象の人。で、月になおすと6万1,000円ほどの手当がつくんですね。で、私はね、もちろん総務はセンターですからね、いろんなオーバーワークされていると思うんですけれども、他の部局もされていますよ、他の部局も一緒にやられていますよ、他の部局も。私よく知っていますので。で、他の部局は減額補正で出てきておるんですよ、減額補正で。他の部局も新しい事業に取り組んでおられますよ。  で、なぜこういうふうに、先ほど、いわゆる懇談会の意見言うたでしょう。これはもう極論ですけどね、仕事の早い人は残業しないとか、そういうことが書いてあるんですよ。  それからね、もう一つは、今お尋ねしたかったのは、この中でも行革懇談会で言われたように単価の計算方法についてね、今の算式はわかるんですよ。そういうことを結局言われてないんですよ。基本的なとこで本給だけですかということを聞いておるわけですよ。本給プラス何かということについてお尋ねをいたします。本給にね、その中でいろいろ意見が事件が出ておるのは、計算根拠、単価の計算でですね、本給プラス、これちょっと私も意味がわからなかったんで聞きよるんですけど、調整手当なのか、それから扶養手当とかね、何か間違った論議があるように思っていますんで、その辺をちょっと整理してお答えをいただきたい。なにか間違った項目で、ちょっと論議されているんじゃないかという気もしていますんで。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  時間外につきましては、先ほども言うようにできるだけやらない方向でこれからもやっていきたいと、このように思っております。  それと、行革委員会の中での議論なんですけれども、その中で確かにそのような発言もあったように記憶はいたしております。そのときには、お話もしたというふうに記憶もしておるんですが、一応時間外の単価には給料のみでございます。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。  できるだけ簡潔にお願いします。 ○9番(中嶋修市君)  はい、わかりました。  一つだけお願いをしておきます。他の部署も一生懸命頑張っておられると思います。だから、本当に必要なものは必要だということで、私は認めてあげればいいと思うんです。そういう配慮をよろしくお願いして、質問を終わります。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  今回の補正に当たりましては、全部調査をしまして、その中で計上させていただいておりますので、他の部署の方も調整をさせていただいておりますので、その点よろしくお願いします。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  私もちょっとその残業手当についてお伺いをしたいんですが、企画で6名で60万円という数字が出ておりますね。残すところ10日なんですよ。1人1日1万円ですね。何時間の残業を全員がするんですか。その辺、根拠一回きちっと出してくださいよ。  それとですね、18ページなんですが、まちづくりの支援事業の補助金、このことについては、もう1自治会が当初のとき、六分一山というふうな説明があったと思うんですけれども、これなぜだめになったのかね、その辺の理由をちょっとお伺いをしたいと思います。  それと、24ページ。保育所運営費539万5,000円ですね。これの分が増額をされております。で、歳入のところで私がお伺いしたのは、国の負担、県負担、町負担合わせて、合計しますと580万、655万、327万、町の分がこの中に入ってないんですが、これで1,500万円ぐらいになるわけですね。で、1,500万円増えて500万円しか運営費が増えていなということについて、これ計算が私の中では合わないわけなんですが、その辺の説明をお願いを申し上げたい。  それとですね、私は一番心配しているのは、要するに前々からずっとお願いをしておったんですが、個人の負担分の所得ですね、所得をきちっと把握をするために何回か所得調査をされるというお話がございましたけれども、その辺の事情についてもお伺いをしたいと思います。  そしてまた、国の監査が入ってきたときに指摘をされるようなことがまずないのかどうかね、その辺をお願いします。  それと、25ページの母子家庭子女奨学金108万円が増額になっておるわけなんです。これは、当初から多分人数把握はできておったんではないのかなと。なぜ今になって補正なのかと。今から、この補正が通ってから108万円を使われるんですか。じゃないと思うんですよね、これ。もっと前から使わんとあかんお金じゃないんですか。今補正が上がってくる、これで正解なんですか。今から108万円のお金を執行するんですか。その方は、途中から申請をされたんですか。その辺のところについてもお伺いします。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  時間外は、あと10日の分ではございませんで、これからの支払いの分に充てたいというふうに思っております。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  保育所の関係、歳入のときにもご説明申し上げまして、私の説明が悪くて申し訳ございません。肝心なところを一つ抜かしておりまして、改めてここでご説明申し上げたいと思います。  歳入のときにも申し上げましたように、総費用額から被扶養者のいわゆる自己負担分という形をひいて、差し引きが国庫補助対象額という形になります。そういう中で、被扶養者の負担額が上がり下がりすれば、ストレートにその残りのところに反映されるというのが議員のご指摘でございます。その点、町の方で1点抜けておりましたのが、保育料の徴収基準、国庫基準の約80%という形で、従来から保育料の減額という形で国庫基準そのままを徴収をいたしておりません。その分が約2,000万円ぐらいございます。その点が差し引き計算のところでストレートに現れなかったという点が1点目でございます。  2点目、母子の子女費の奨学金でございます。ご指摘のように、当初はそれぞれ高校、高等専門学校、短大、大学等で人数を押さえておりました。約53名の人数を押さえておりましたが、途中からの申請者がありまして、今現在では64名という形で支給をさせていただく形になっております。これは、支給は年3回支給という形で、7月、11月、3月の支給でございます。今回補正をいただきまして、途中の支給、申請3回して支払いをしていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  以上です。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  まちづくり活動支援事業の補助金の減額の件でございますが、当初、地域の方からいろいろご相談もあったりして、議員ご指摘されました六分一山自治会さんについてもそういうご相談がありまして、予算措置をいたしておりましたが、いろいろ地元の中でご相談された結果、この度はちょっと申請はできないと。しかし、まちづくりのこの件については今後も検討していって、また申請できる段階になれば申請したいというふうなことでございまして、今回対象に入っておりますのは、先ほど申しました稲美野荘園のみと、そういうことでご理解の方をお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  今、これからの分だけじゃないと言われたんですか。もう執行してしまった分をお払いになるということですか。それはちょっとおかしいんとちがいますか。丼の予算じゃないんですよ。予算はもっと前、それであれば、なぜ今時分に上がってくるんですか。もっと前に補正予算、12月も9月もあるじゃないですか。なぜ今なんですか。ちゃんと確定したときに予算はとっていくべきじゃないんですか。あなた方、そのために一生懸命計算してるんでしょう。残業もそのために増えてきているんじゃないんですか。おかしいじゃないですか、これ。私は納得できませんね、そういうことは。その丼の予算については。  それと、母子家庭についてもね、いつこれが決定したんですか。もし決定したとき、もっと早い時期であればもっと早い時期に補正予算出すべきじゃないんですか。議会は、我々は何を審議するんですか。もう使ってしまったこれ、お金を審議するんですか。じゃないでしょう。予算というのは使う前に審議する予算なんでしょう。ちがうんですか。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  先ほども申しましたように、まだ執行していない分について今回補正を上げさせていただいて執行しようとするものでございます。  そういうことですので、今回この補正をしまして、これからの時間外を執行していきたいと、このように思います。  で、3月時間外しています分については4月に支払いという形になっていますので、まだ支払いを行っておりません。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  議員のご指摘のように、なるべく早い時点での補正ということも考えなくてはいけないと思っておりますが、その点は11月支払時点で苦しいという中にありまして、12月の補正に上げるべきであったという点も若干ございます。しかしながら、推計等が変化がございますので、今になってしまいましたことをお詫びしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  今、経営政策部長お答えになられた、今から執行するんですか。今から使うんですか、今から。ほなら1日1万円ずつの残業をされるんですか、1人が。  あのね、支払いは、お金があって初めて執行するんですよ、残業は。支払いのときが執行じゃないですよ、その辺わかっていますか、あなた方、会計。そうじゃないでしょう。なぜ今にこういう事態が生じるんですか、あなた方は。ちゃんともっと前もって補正組む必要があったでしょう、それであれば。なぜ今までほったらかしておったんですか。もう使ってしまったお金、我々がこれ審査するんですか。予算違いますやん。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  これから支払いをする分の計上をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上 進君)  藤本 惠君の発言はすでに3回に及びましたが、会議規則第55条の但し書きの規定により、特に発言を許します。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  お金があって残業するんじゃないんですか。お金がなくっても支払いのときにあればいいんですか。違うでしょうが。予算の組み方というのはそういう組み方でいいんですか、あなた。間違っておれば間違ったってなんで言えないんですか。正しいんですか。私はやはり、真摯にその言葉を受け止めて、次からそういう間違いのないようにいたしますと言うのが当たり前とちがいますのん。そうじゃないですか。それはやっぱり、それでこそ議会も納得ができるわけでしょう。そんな無茶苦茶な、なんでもかんでも「はい、今からまだ払ってませんから」というふうな、そういう話は僕は許されないと思います。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  議員の言われておりますように、時間外は確かに予算があって初めて執行できると、このように思っております。今回の場合、時間外が全体の中でございましたんで、なんとか今回を最後に補正をさせていただこうということでやらせていただいております。このやり方がやはりもうひとつといいとは思っておりませんので、今後正しい方法でやらせていただきたいというふうに思っています。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、続いて歳出の第6款農林水産業費、第8款土木費、第10款教育費、第12款公債費、第13款諸支出金及び給与費明細書に対する質疑に入ります。 発言を許します。  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  最初に32ページの教育総務費のとこでお尋ねしたいんですが、今回、就学援助の額がかなり減らされまして、内容的には国の方の額がかなり減ったという中で、稲美町では単独でがんばってもらったなというふうに、私は理解をしておるんですけれども、内容について一度説明をお願いしたいと思います。  それと、先ほど37ページの学校給食費に関連しましてお尋ねをしておきたいんですが、委員長、あなたはこの18日の委員会について組合と話したんですか。委員長、あなたですよ。一度答弁を求めたい。  これですね、いつも議会の権威ということが言われています。ところが、誰も知らないところで委員会が決まった。そして、組合のビラがでてくる。議長と局長にも、こんなことでいいんですか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  暫時休憩いたします。               休 憩 午前11時50分              ……………………………………               再 開 午後 1時00分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  木村議員からの就学援助に関するご質問でございますが、教育委員会の方から国の方に申請をいたしまして、今その予算計上をさせていただいた段階では、小学校で225人の人数で予算を持たしていただきました。で、中学校では100人ということで、国の方に申請させていただいたわけですが、国の方は予算内で交付決定をされてきました。で、これが小学校では117人分と、若干それぞれの項目では、項目ごとの人数の差があるんですが、大雑把に申しまして225人の申請をしていたところが、国は117人分しか認めてもらえなかったと。中学校におきましては100名分の申請に対して26人分しか認めてもらえなかった。これは、国が予算内での交付だと。単価の変更は特にございません。で、その差額については、町の方が持っております。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  稲美町は生活保護基準が播磨町より低いんですけれども、播磨町よりも少し高いところで基準を持って、就学援助の支援をやってもらっておるんですね。まあ、そういうことの、国が予算を削ってくるという中では大変なことかもしれませんが、こうした考え方は引き続き播磨町並の基準を持って援助をしていくという基本的な考え方を持っていただきたいと思うんですが、その点を改めて要望しておきたいと思います。  で、先ほどお尋ねしました件で、委員長、休憩中にお尋ねしたんですが返事がありませんでした。この中で誰かが組合と話をしなければ、こういうビラは多分出てないと思いますね。そうした情報があったからこそ18日に委員会再開ということになったビラが出たわけです。勝手に思い込むはずはないんです。本会議には参考人は呼べないというふうに聞いていますので、違う場所で私は参考人として委員長を呼んでもらって、誰からの情報かということも明らかにしてもらいたい。  かねてから、議会の権威ということを繰り返し繰り返し、他の議員さんも言われています。誰もしらんところで委員会を開かれますということを正式の組合のビラで発行するということは、これは議会に対する非常に、私は挑戦であり、また議員に対する、私は挑戦であるというふうに思っています。そういう意味で、違う場所で、例えば全員協議会を開くとかですね、そういうところで十分調査ができるように、議長の方からそういう配慮をお願いしたいと思います。  いかがでしょうか。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  町の持っております基準については、今のところその基準の数値は変える予定ではございません。で、国と町の差額分については、非常に大きな金額でありますが、子供たち、保護者の皆さんのそういう状況もよく考えれば、今後もそういう厳しい状況ではありますが、今のシステムというのか、それは続けてまいりたい、できるだけ努力して続けていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(井上 進君)  7番、木村圭二君。 ○7番(木村圭二君)  大変な町の負担になると思うんですけれども、やはりこういうところで、暮らしと福祉教育というところでがんばってもらうように、再度お願いをしておきたいと思います。
     で、私が先ほどこの件に対して申し上げましたのは、ただ単に組合のビラにこういうふうに載ったというだけではありません。これは、誰かがそういう情報を流して話をしたからこそ、こうしたビラが出たんですね。ということは、誰も知らんところで、局長も議長も委員長も、誰も知らんところでそういう話がされまして、まあわかりやすく言えば談合ですね、談合がされておったということですね。こういうことがあっていいんでしょうか。談合と言いますのは、会って話し合うことを談合というんです。そのことを私は、全協等で解明してもらいたいと思うんです。組合の委員長を参考に呼んだら明らかと思います。私は、内々では言いません、名前を。ぜひとも全協を開いてもらって、これは定義ありますし、場合によっては、ほかの方法を議会としてとらなければならないかもしれません。ぜひともお願いします。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  17番、藤本 操君。 ○17番(藤本 操君)  その37ページの関連ですが、私も今コピーで持っているんですが、3月15日の一般質問も保護者の関心が集まり、傍聴席が熱くなるようですということですので、発行が15日ですが、それ以前にこの原案がつくられていると思います。そういったことを含んで、議長、やはり今先ほど言われていた、これは議会の権威、また議会運営上、本当に大変なことだと思います。そういうような事柄ですので、木村議員の方からも言われましたように、全員協議会を含み、どうでしょうかということで申し上げます。 ○議長(井上 進君)  議題外の質問ですので、この程度においてほしいと思います。  他にご発言はございませんか。  5番、藤井隆男君。 ○5番(藤井隆男君)  37ページの学校給食費について、これ関連質問ということでお伺いしたいと思います。  先般の一般質問でさせていただいたんですけれども、そのときに事故があったというふうに聞きまして、その事故も些細なビニールの切れ端が入っていたとかですね、それからアレルギーの人の麦ごはんをというのがちょっとありましたですけれども、こういうふうに今まで完璧やと言われておったんですが、こういう、1年間で190日ですか、そういうことですからこういうことにもなったんかなと思うんですけれども、こういう防止するための職員さんの費用、教育費ですね、教育というか講習費というんですかね、そういうものもこれ入っておるんでしょうか。それとも何回かやられておるんでしょうか。そういうことをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  先般、この学校給食の関係で藤井議員から、事故はなかったのかとかいうふうなご質問をいただいてお答えをしたわけですが、平素、調理員、栄養士、当然教育委員会もでございますが、安全対策については平素からしっかりと研修をし、こういう事故がないようにということはもちろん徹底をしているつもりであります。で、しかし、年に1回ぐらいは小さなそういうビニールの端だとかというものが入ってしまうということも事実なんですが、これもできるだけこういうことがないようにということはしていきたいというふうに考えております。  アレルギー対策につきましても、こういうことはあってはならんことです。で、平素しっかりと調理員には研修をしてもらっており、調理員の方も自覚をしてやってもらっておるわけですが、こんなことになって、本当に申し訳なく思っております。で、そのとき、その日ですね、学校長からも、あるいは栄養士からも調理に対しての注意と、それからしっかりと、今後こういうことがないようにというふうな研修もしっかりと、そこの学校だけでなく、全調理員でやっておりますので、こういったことはもう二度と起こらないように、こちらも十分気をつけてまいりたいというふうに思います。  で、研修費につきましては、ほかの、外部から講師を招いて、安全面の研修をしたり、それは夏休み等に研修することもありますし、そういう研修も続けておりますし、今後もさらにそういう研修もしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  30ページなんですけど、30ページの22節の物件補償費についてですけど、説明のときには、これ1,401万1,000円の増が上がっているんですけど、説明の時点では、立木とおっしゃったけど、これ全部が立木やないと私は思うんですけど、この金額が大きいので、どのように変わったんか内容を教えていただきたいです。  それともう1点、もう1点は36ページなんです。36ページの文化会館費ですね、委託料、13節の。この34万1,000円の内容、内訳をちょっと教えていただけますか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  南澤議員の物件補償費についてのお尋ねでございます。これは、相ノ山の道路改良、蕩ケ谷・岩岡線の道路改良に伴う補償物件でございます。基本的には、非常に基本設計の段階では、私たちはもう少し東洋ゴムの会社の側へ入らなくても標準勾配でいけるだろうというような見通しをしておりましたが、会社側から安全を図るためにもう少し法足を延ばして、ゆるやかな道路勾配にしてほしいということが出てまいりました。それに伴いまして、警備室の移転補償が出てまいりました。それから、さらに駐車場の一角を仮設道路で仮の進入路をつくると、こういった手立てをしないと日常の業務に差し支えることになりましたので、立木補償という表現のほかに警備室の移転の費用、それから仮駐車場の確保の問題、それから仮設道路、こういった中身でここに上げております費用が追加になったという経過でございます。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  文化会館の照明音響技術操作業務委託料の34万1,000円の件でございますが、これは1月21日から3月31日までの間でいろんな催しがある中で、1ステージ、1つのステージが8回分、それから2ステージ、これが15回分、それから3ステージ、3回のステージの分が1回でございまして、これが89万6,217円の見込みというのか予定なんですが、このほかにも新規の予約が入るということも見込みまして、これは2ステージを3回ということで12万2,094円を見ておるわけですが、その差額といいましょうか、で34万1,000円を今後必要というか、推計でこれは必要というふうなことで34万1,000円を補正の計上をさせていただいているところです。 ○議長(井上 進君)  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  ありがとうございました。  茨木部長から東洋ゴムの警備室とか駐車場移転に関することでこれだけの金額があがったと説明をいただいたんですけど、仮設道路、これは仮設道路は現につくっておられますか。そのときに利用された仮設道路なんでしょうか。説明では、東洋ゴムの警備室と駐車場移転ということはわかっておるんですけど、道路改良の中に仮設道路をつくられたということは、それはどういうことなんですか。現に仮設道路は使っておる、そのときの仮設道路なんでしょうか。その意味がもうひとつわかりかねますので。  それと、今の堀口先生がおっしゃった文化会館の照明委託料、これはそしたらもうトータルして24回を合わせての34万1,000円ということですね。1回のステージが、1ステージが8と、2が15と、3が1回ということで、これは1月21日から3月31までの間の24回をトータルして34万1,000円を計上されたと、こういうことですね。わかりました。  部長の方だけよろしくお願いします。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  仮設道路は、工事期間中におきまして当然、この費用は工事費でございます。で、仮設道路をつくるのに事務所ですね、その一角駐車場が使えなくなると。そのことに伴います物件補償ということでございます。 ○議長(井上 進君)  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  最後にもう1回だけお尋ねしたいけど、この東洋ゴムのあそこには、相ノ山の入り口に仮設道路の工事費ということですけど、あそこにたしか井戸があったと思うんですけどね、あれはどのようにされたんですか。今もう埋め戻しをされておるんでしょうか。それとも上に蓋をされておるんでしょうか。現状はどういう状態になっておるんですか、わかっておったら教えてほしいんですけれども。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  これの大体の工事期間は本年の12月をめどに考えております。で、ついこの間入札を済ませました。で、順序としては、水道用地も新しい一本にする道路に含まれますので、まず順序としては井戸をですね、新しい井戸を掘って今の井戸を撤去するという考え方でございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  13番、滝本悦央君。 ○13番(滝本悦央君)  3つほどお願いしたいんですが、1つは、今の南澤議員に関連するんですが、あの交差点を改良するということで、近辺が賛成されているとこと、また反対されているとこもあるように聞きましたんですけれども、ぜひそれはうまくコンセンサスをとっていただきたいなと、このように思いますので、それは要望で結構でございます。  同じく30ページの狭隘道路の整備工事費が800万円ほど減額されていますが、だいたい場所わかるんですが、粘り強くやっぱりやっていかんことには、狭隘道路というのはなかなか難しいものと思いますので、今後もそういうふうに話し合っていっていただけるのかということが一つです。  それから、33ページと35ページの教育費のところですが、学校施設の維持改修工事費というのが小学校と、それから幼稚園に減額されていますが、一般質問のときの質問でだいたいもうわかったんですが、入札等で非常にこうして出てくると思うんですね、減額にしたいなという金額が。ただ、それはそれで我々はわかるんですけれども、この予算書なんかもし一般に見たときに、これだけ減額されているということになると、予算がないねん、予算がないねんというてしてもらってないところが結構あるわけですね。予算がないないというて、こんなに減額しているやんかと、入札で改革できたやんかと、こういうように言われると思うんですが、その辺のことについてお考え方というか、入札できたときの後の減額するものはいいんですけれども、ぜひしていかなあかんものは対処していただきたいと、このように思うんですが、その辺はどうですか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  先ほどの関連質問で、他の自治会云々というお話でございますが、道路改良につきましてはなんら問題なく、説明もまいりましたし、異論がないということのご承諾のもとに工事発注をしております。  ただ、今後、信号機の設置については、議員おっしゃるとおりのご心配がございますので、総合的な取り組みを16年度中に考えたいと思っております。  それから、狭隘道路ですが、15年度の下半期から、10月から調整区域にもこの制度を広げました。で、ご承知のとおり調整区域の位置、宅地区画は非常に広いものですから、10月以降の例を見ておりますと、ほとんど調整区域については十分ご理解を願う中で、順調に滑り出しをしたかなあと考えています。  で、ただ高い宅地を買われる中で、固定資産税の評価額の2分の1という、その辺で本人さんにもメリットがございますが、非常に狭小地を買われた場合の市街化区域における狭隘道路が非常に場合によっては難しいことがあるということですが、本人さんにも当然メリットがございますので、十分粘り強く、その辺はPR等ご理解をいただきながら、今後も件数が伸びるような努力をしたいと考えております。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  原則的なことを申しますと、予算主義をとっておりますので、予算に定められた額でございます。議決もいただいておりますので、要するにその流用はできるだけ避けたいということになっております。 ○議長(井上 進君)  13番、滝本悦央君。 ○13番(滝本悦央君)  最初の土木の方は、よろしいです。よろしくお願いします。  次の、予算で決めてあるから、これは使われへんというような考え方、もうちょっと今の時代はずしてくれませんか。もっと柔軟にやっていかんことには、実際そうでしょう。はっきり言うて、この間の一般質問と同じことをまた言わなあかんのですね、私。避けますけれども、やっぱりもうちょっと柔軟に考えて、これやるときには、こっちのものをまったく違うところから持ってくるというたらこれ別ですけどもね、同じ小学校とか中学校、教育費の中である程度話をし合ってやってもらわんことには、やっぱり一般で見たって、またそこの当事者だって、お金あるやんかいと、なんでこんなことぐらいしてくれへん、これ何万かかるんやと、こういうような話がくるわけですわ。だから、あんまりこちこちになって考えずに、もうちょっと柔軟に事を考えてもらわな、今の時代ひとつ乗り切っていくには大変だと思いますのでね、よろしくお願いしますが、その辺どうですかね。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  原則的という言い方をさせていただいたとおり、緊急やむを得ない場合についてはね、当然そういうことも必要になる場合も出てくるかと思います。議員さん言われることも踏まえて、今後、どの程度やっていけるかということも考えてみたいと思いますが、今の予算主義というのがございますので、あまり無茶苦茶なことはできないと、こういうこともご了解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  6番、藤田佳恒君。 ○6番(藤田佳恒君)  この際、ちょっと1点お聞きしたいと思います。今も滝本議員から質問があった、これにも関連するかとも思いますが、36ページの15節工事請負費、細節の第2駐車場の改修工事の件ですけれども、これもやはり入札の残で100万円以上も減額されたんじゃなかろうかと思うんですが、この駐車場を1町おいて西にもう1つ第2駐車場があるわけでございますが、この第2駐車場の北側ですね、愛宕神社の鳥居側でございますけれども、現在、その鳥居の方は今柵をしてあるにも関わらず、30メートル以上も柵がないわけですね。これも杭がくさってなくなったのか、また抜かれたのかわからないんですが、これも私もう五、六年前からこのことについて、もうその時分から、南側は鎖をして鍵もしてあるわけでございますけれども、北側の方はもう全然鍵もなく、30メートル以上もオープンになっておるわけでございまして、駐車はもうなんぼでもできますので、あっちから駐車をされるし、また五、六年前ですけれども、その当時は自動車ですね、乗用車でもナンバーのない自動車もほかされて、それも警察が処理した経緯もあるわけでございまして、やはり杭ぐらいで柵ができるんですからやってもらいたいという要望は、もうずっとしてきたわけなんですが、やりますやりますということで、まだ未だにできてない状況でございます。この際、この度このような改修工事で100万円以上もの減額が出ておるわけなんですが、なぜこんな小さな工事ができないのかなと私も疑問に思うわけでございますが、この件について一応お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  ただいま藤田議員から、ここの駐車場の部分、杭の件とか鍵をしたりして車がここから入らないようなこと、そういう方法をやりますというふうなことをうちがお答えをしているんかなとも思うわけですが、その辺もう一度確認をさせていただいて、その必要性があれば当然検討をする方向で考えていかなければならないかというふうに思いますので、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  一応、そういう話をしておりましたら大変申し訳なく思っております。今後検討してまいります。 ○議長(井上 進君)  6番、藤田佳恒君。 ○6番(藤田佳恒君)  これは、本当にもう6年も、もっとなるかと思いますが、名前は言いませんけれども、所長の方から、もう材料も、杭ならば腐るので金の杭を用意してやるつもりですと、そこまで言われておりますので、もうそれ以上私は五、六年経ちますけれども、黙ってきましたけれども、この際100万円以上の減額が出ておりますのでね、こんな減額が出ておるのになぜ、同じ駐車場の改修工事になるんじゃなかろうかと思いますので、この際再度お聞きいたしておるわけでございます。  もう、それもやはりもっと減額をとっていただいて、現在でもその駐車場へ三、四台の車は毎日駐車されております。また、日曜日とか祭日にはもう10台も15台も駐車されておるような状況でございますので、もうちょっと管理をしていただかねばならないんじゃなかろうかと思いますんで、これも私思うのは、やはりこれ機構改革されてですね、教育委員会一本になって連絡がとりよいいうようなことも聞いたんですが、かえって一本にされたら部長が1人になって、それだけ連絡がとれなくてそういうことになるんじゃなかろうかとも考えるわけなんですけど、その点はどうですか、連絡は密にとれておりますか。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  細かい連絡も含めまして、文化の森所長の方からは連絡は受けております。で、この駐車場の件につきましても逐一報告は受けておりますが、施錠の部分については、私の方も認識が若干弱かったかと思いますので、もう一度すぐにこれを確認させていただいて、財政当局とも相談しながら進めてまいりたいなと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上 進君)  6番、藤田佳恒君。 ○6番(藤田佳恒君)  やはりそういう連絡がとれておればいいんですけれども、もうひとつとれておらないんじゃなかろうかと思ったんでお聞きしたんですが、やはり教育政策部長も一遍現場を見ていただいて、もとはですね、はじめは、借地するときはフェンスを張りますということまで言いながら借地されておるわけですね。でも、当時は予算がないので杭ぐらいで辛抱してくださいということで杭で、今までずっときておるような状況でございますので、杭ぐらい打ってロープ張るぐらいのことですのでね、即考えていただきたいと思います。  要望いたしておきます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  私もこの第2駐車場の改修工事の問題について関連してお尋ねいたします。  この問題につきましては、なぜこういう工事費がなされたかということについて、その根本原因はおわかりだと思うんですけれども、この改修工事をしたことによって、根本原因であることは取り除けたんでしょうかということですね。根本原因というのは、前回の予算委員会のときに問題になっておりました他の法令の違反ですね。他の法令の違反、農地法上の違反、あるいは税法上の違反の問題に対して、これでクリアーすることができたのかどうかですね。  それと合わせまして、同じような駐車場の問題が桜の森公園の問題でございます。これは教育委員会とは直接関係はないんですけれども、今審議している款で土木の方になると思うんですが、桜の森公園の駐車場で、やはりこれ以上はもう必要に迫られましてですね、一時転用という形で、もうじきに桜のシーズンになると思うんですが、駐車場を確保されております。で、これにつきましては、最終的には農業振興地の除外をしていただいて整備したいという目標を確か聞いたことがございますけれども、私はこの件について、本当に難しいと思うんですよ。この件について、私がいろんなことを聞いている情報では、そういう形の農業振興地域の除外というのは非常に難しいということも聞いております。で、こういったことを一度行政の、こちらの方で一度こういう過ちを犯しておりますのでね、もしそういうことが難しくなるということになってくると、そちらの問題もまた同じような問題が繰り返し続くということが出てくるんです。そのために、元へ戻さなあかん工事ということも出てくるわけですね。  その辺のことについて、改めてですね、同じ繰り返しを二度してはいけないという気持ちもありますので、改めてそのことについてもお尋ねしておきます。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  この第2駐車場の件でございますが、雑種に地目変更はもうすでに済んでおります。で、税務署につきましても報告済みでありまして、その他相続、猶予の件につきましても、すべてクリアーをしております。  以上です。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  桜の森公園の駐車場でお尋ねでございます。農振除外については、20ヘクタール優良農地連担ということも存じあげておりますが、あの位置については、私はあの桜の森公園の駐車場については、農振除外ができると考えています。で、本人さんにも、今は一時転用ですが、町の正式な手続きをとらせてもらいたいという申し入れも行っておりますので、あの公園駐車場については正規な形で転用ができるように努力をしてまいりたいと考えております。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  一応こういうことを申し上げるのは非常に口幅ったいんですが、今、堀口部長の答弁は間違っております。雑種地であったものを農地に直したわけですよ。その反対なんですよ。雑種地になったらえらいことなんですよ。そういうことやないんです。雑種地ということになっておれば大変なことになるんです。それが大変だから、工事をして農地に戻したんでしょう。だから、それは関連答弁が私は誤っているように思いますので、そういうふうにクリアーをして農地の現況に戻ったということを関係当局が見られて、それでその問題がクリアーしているんであれば、それはそれで私はいいと思いますので。ただ、やはりここは本会議ですのでね、そういう誤った答弁をされますと大変なことになりますので、それは訂正していただきたいなというふうに思います。  それと、桜の森公園のことも、ぜひともそういう方向であれば同じ問題が起こらないんですけれども、私が聞いている情報ではね、非常にその辺の審査が非常に最近厳しいということを聞いておりますので、それはいい見通しであればこういう問題が起こらないんですけれども、本当に厳しければまた同じ問題が出てくる恐れがありますのでね、それで尋ねているわけで、それが部長の言われるとおりに、いや、いい方向に言っているんですよということであれば、私はそれはそれでいいと思います。  以上です。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  位置どりにつきましては、公園のにじみだしという形でございますし、農振除外については問題はないという認識をしておりますので、今申しましたように全町的な取り組みの窓口としても、総務課長がその辺の調整もしておりますし、できるだけ正規の形に手続きをとってまいりたいと考えています。 ○議長(井上 進君)  教育政策部長、堀口 昇君。 ○教育政策部長(堀口 昇君)  先ほどは間違っておりました。申し訳ございませんでした。雑種地より農地への変更ということで訂正をさせてください。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  ページ数27ページなんですけれども、委託料13節で天満大池周辺利活用基本計画策定委託料の368万5,000円の減額、当初予算が400万円ですのど、ほとんど減額されているような状況で、説明のときには兵庫大学に委託をしたと。それから、もう1点農集へ繰り出し減というふうな説明を受けたような気がするんで、私が書いておりますのが間違っておりましたらどういう意味かなといって、自分が説明のときに書いたんですけど、だからもう一度ちょっと説明をいただけたらありがたいんです。  それと、兵庫大学に委託をされまして、基本計画の策定ができているんだろうと思いますし、できていればどんなような策定がなされているのか、その辺も合わせてお聞かせください。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  吉岡議員さんの質問ですけれども、31万5,000円で兵庫大学の根本教授に基本計画の策定を今現在、3月末を目処に策定中でしていただいております。それで、今後につきましてはその策定いただきました基本計画をもとにしまして、来年度は検討委員会のメンバーに残っていただき、また新しいメンバーも加わっていただいて、実施計画へ向けましてまた検討を来年度しまして、実施計画を来年度には策定したいと考えております。  農集は関係なかったんではないかと思うんですけれども。  以上です。 ○議長(井上 進君)  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  いや、私も書いておりますけど隣もそういうふうに言っています。確かに農集への繰り出し減という話はされたんで、この説明のときになぜ農集減なのかなというふうなことで、ちょっと私も疑問を持ったもので今質問をさせていただいているんですわ。 ○議長(井上 進君)  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  先ほどの関係ですが、委託料自身は368万5,000円の減でございます。その下に繰出金というとこ、これが農業集落排水事業特別会計へ繰り出しを減にしたと、この説明をしたというふうに思っております。 ○議長(井上 進君)  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  それならわかりました。だけど、その上の説明のときに同じように前川部長がお答えになったので、私どもは上の委託料で、なんで農業集落排水への繰り出し減かなというのがちょっと不思議に思っておりましたので、この質問をさせていただいた。今のでそれはわかりました。  そうしますと、兵庫大学の根本先生に今考えていただいております計画ができましたならば、来年度からそれに向けて検討委員会の方で実施をなされるということですので、そしたら今月、3月末になりますとほぼ計画書というのが策定されて出てくるわけですね。それによりましての実施ということになるんですけれども、当局の方では実施されまして、それに基づいて、今後どのように策定されて実施に向けていかれるわけですけど、大まかな内容がほぼやはり、策定に向けてはこういう希望というのを出されて委託はされていると思うんですが、そのあたりはどうなんでしょう。おおよそで結構ですからお答えいただけたらと思います。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  基本計画におきまして、答申書の内容ですが、まだ私もそこまで具体的にはまだ見ていないんですけれども、とりあえず来年度は、その実施に向けましてはまた実施計画の検討委員会を設けていきたいと思います。その中で検討していただいて、17年度に事業実施という、今のところは予定をしております。
     以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  3番、池田博美君。 ○3番(池田博美君)  28ページなんですが、土地改良費の中の19節、12のところで土地改良総合整備事業負担金ということで805万6,000円の減額となっています。これは、岡のパイプラインということでお聞きしたんですが、もう少し詳しく説明いただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  ここは岡の土地改良区だけじゃなしに天満大池の農道舗装もございまして、両方で合わせまして805万6,000円の減でございます。 ○議長(井上 進君)  3番、池田博美君。 ○3番(池田博美君)  その中で、天満大池の農道とまた岡のパイプラインのことなんですが、岡のパイプラインは土地改良事業の中で、申請事業で条件満たしているということでもっと進むんじゃないかなと思っておったんですが、進捗状況、予算と比べての進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  岡のパイプラインにつきましては、今現在事業は止まっているんですけれども、今年度負担分の1割分はこの中では計上させていただいていますので、県にはこの額で納めさせていただきます。  ただし、今後の事業の進捗によりましてはまた精算になるかもと思いますけれども、とりあえずは、今年度分の負担分は減額はいたしておりませんのでご理解願いたいと思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  まず、27ページの土地改良の委託料、このことについてお伺いをしたいんですが、まず測量設計の委託料が400万円の減額になっております、この説明。それと、田園空間整備事業設計等委託料、これが3,010万円当初多分あったと思うんですが、1,627万5,000円、この部分が減額をされているんですが、この部分がちょうど田園空間整備事業の工事費にまわっているんですね。これを3,010万円から引かれて1,400万円ほどの金額がどのような設計をされたのかですね、それと田園空間整備事業1,627万5,000円を工事費の中に入れられ、6,800万円プラス1,627万5,000円、この金額になるんですが、これを全額繰り越しをされているんですね。なんか手法的にちょっと私意味がわからんのですね。この8,600万円の事業というのはどういう事業で、どういう根拠でこれ繰り越しをされたのかね。要するに、1,600万円減額して、設計委託料から田園空間工事請負費の方に回して、どういう構想の中でこの繰り越しをされたのかお聞きをしておきたいと思います。  それと、パイプライン、先ほどなんですが、私も一般質問させていただいたんですが、その中で農家が支出したお金については無駄がないようにというふうなお答えを私いただいたと思うんですね。無駄にならないようにという。だから、今後推進をされるのかですね、それとも一部推進をされるのか、それとも中止をされるのか。中止をされた場合、無駄にならないような方法はどういう方法で、無駄にならない方法でやっていただくのか、その辺をお伺いをしたいと思います。  それと、29ページの土木費なんですが、用地費で4,624万9,000円の減額がされているんですね。これは、聞きますと宗佐・土山線の部分がかなり大きな部分を占めておるということをお聞きするんですが、これ宗佐・土山線のどこなんでしょうかね。で、これを要するに買収をされるというのは、これ県道ですね、県道の買収を町が代わってするということは、最終的には県の方に買収をいただけるということで買収されるのかね、その辺のところについてお伺いをしたいと。  それともう1点関連をしまして、先ほど町道認定のところで質問をさせていただいたらよかったんですが、町道認定をされた道路なんですが、これは新設なのか、それとも道路拡幅なのかね、地図を見てみますとあまり住宅がないところなんですが、どういう根拠があってこの道路を。というのは、非常に困ったところの道路が非常に遅れているという、プライオリティーからいったら、どういうプライオリティーでこの道路をつくられたのかということもちょっとあわせてお伺いができたらと思います。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  1点目の測量設計委託料の400万円でございますが、これはほ場整備の地図訂正をする予定をいたしておったんですけれども、地権者の合意が至らずにできなかったということで減額させていただきました。  それと、2点目の田園空間設計委託料ですけれども、議員ご指摘のように工事費に回しておるんですけれども、当初予定いたしておりました委託料が、土地改良連合会の方に委託したんですけれども、思っていたよりも安く安価で上がりましたので、工事の方へ回させていただいております。  それと、岡のパイプラインですけれども、先ほども言いましたように、昨日の一般質問の中にもありましたように、問題点の整理をして県の方に申達していきたいということで答弁させていただいたんですけれども、今のところそういう形で、また土地改良区を含めました協議をしていきたいと考えております。  答えになっているかわかりませんけれども、以上でございます。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  県道宗佐・土山線のちょうどかまどやですね、それから動物病院、あの一角の歩道用地を国岡東部の換地処分が終わるまでは県が買収できない、こういった、法に触れますので、とりあえず町が先行取得をしてほしい、こんな要請を受けて公社買いをやりました。で、12月補正は間に合わなかったんですが、県の方から換地処分が終わったので、私たちも8月に東部は換地処分が終わりましたので、約束どうり来年度は買収費を返していただけるんでしょうねというお話をしておりましたところ、来年度買い戻したいので公社買いを買い戻してほしいと、こんなお話があって、今回公社から買い戻すということでございます。  それから、町道認定の件は、町道二見・稲美・三木線の道路買収の際に、ある程度町は保留地といいますか、代替の用地を、提供する用地を持っておく方が用地買収がしやすいというような背景がございまして、ちょうど町道路線の認定の一角を町有地を持っています。で、それを生かしながら、少しばかり、岡中央線といいまして、岡東の市街化区域内で道路が狭い部分を改修しました。そのときに、町も区画を割って分譲することの方が将来的にもよいという考え方と、なんとか抜いてほしいという地域の強い要望と、市街化区域、この3点から総合判断して新設で改良したと、こういうような考え方です。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  そうしますと、その道路は最終的にはもっと延長されるという予定でございますか。その辺、要するに今の状況であれば、突き当たりの道路非常に狭いですね。と、思います。だから、あまり用を足しにくいんじゃないかなと。その辺はどういう計画のもとにやられているのかどうかね、それをお伺いをしておきたいと思います。  それと、宗佐・土山線の土地については、県の方で後で買っていただけるということであれば、よくわかりました。  それと、田園空間整備事業設計委託料の1,627万5,000円ですね、これについて設計費から工事費に回したということですが、工事の額が要するに8,600万円ですか、そういう工事をするということなんでしょうね。だから、そやから繰り越しをされているんですが、どういう工事をされるんですか、その辺のことをちょっと聞きたい。  それと、今言われた1,400万円ほどの設計料をお支払い、土地改良連合会にお支払いをしているんですが、どこのどういう設計をしていただいたのかちょっとお伺いをしたい。  それと、パイプラインについては、今からというんで、それこそ1年間これ眠ってたんですね。で、どうなんですか、中止ありきでやっているんですか。それとも推進ありきでやっているんですか、どちらなんですか、はっきりと見えてこないんですね。申請をしておきながら中止ありきでは、ちょっと話の内容が変わってくるわけですからね、その辺のところもどういう考え方を、ポリシーを聞かせてください。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まあ、町道認定の路線の西側ですね、議員ご指摘の側は確かに家が建て込んでおりまして、物件補償までをして道路を広げる計画は持っておりません。で、それも含めて改良する計画は現在持っておりませんが、将来、狭隘道路で期待をするしかないという認識でおります。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  1,380万円の予算ですけど、それの内容ですけれども、設計委託しましたのは入ヶ池の水辺環境の整備ということで、延長しますと1,180メートル、それから満溜池の同じく水辺の環境整備ということで1,290メートル、それから六軒屋・茨池の遊歩道の整備、これは延長が1,290メートル、琴池遊歩道整備ということで550メートル、4件を1,382万4,300円で兵庫県土地改良事業団体連合会の方に委託をいたしております。その中の測量設計、積算等の委託をしております。それで、その中で設計等していただきまして、県土連に昨年、今年度ですけれども、事業の採択の申請をまた作成したようですので、その中で工事の方に回せる部分がありますので、工事に回しているということでご理解願いたいと思います。  それと、岡のパイプラインですけれども、先ほども申しましたように、町としましてはやはり二極化しておりますので、そこらの調整をしてから事業を進めていきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  まず道路なんですけど、町道なんですけど、突き当たりの道路非常に狭いんでしょうね、これ多分。だから、これをされたのは、今町道の話があったわけですが、これ裏まで延ばすと、どうも合点がいきにくい部分があるのとちがうかなと。本当に困っているところが十分に道路整備なされていない。その中で、あまりプライオリティーからいきますと、非常にそれほど一軒家のための道路みたいな、私は見えてしょうがないんですけどね、それをつくられておると。どうも今のやり方については、私はちょっと納得がいきがたいなというふうに思うわけですが、その辺についてもう一度ご答弁をお願いしたいと思います。  それと、田園空間整備の今言われる6,800万円当初あって、1,627万5,000円をこちらの方に、田園整備事業にプラスをさせて8,600万円の繰り越しをしているんですよ。その繰り越しをしている工事はどういう工事なんですかというのを一番最初から聞いているんですが、ひとつもお答えがないんですね。その辺についてもう一度お伺いをしたいと思うんです。  土地改良総合整備事業のパイプライン事業についてずっとお伺いをしているんですが、あまりパチッとした回答が出てこない。現実に申請事業で、平成14年からかかってですね、調査設計済んでいるんですよね。そういう状況の中では、やはりみなが推進をしようということでやられたと思うんですよ。で、稲美町の基幹産業は農業なんですよね。で、農業の後継者が今農業をやっていくのに、非常に水入れの問題がどこともやはり問題になっているんですね。そういう状況の中で、どういう方法で推進をしたらいいだろうかという方法論を、やはり私は行政として考えていって、その推進をすべきだと。こういう悪い問題、リスクばっかりを言うて中止の方向にいってしまったら、せっかく申請した事業が何のための申請事業なんですかということになってくるわけでしょう。行政の責任も県から問われるわけじゃないんですか、私はそのように思いますよ。  だから、その辺のところをもっと十分に理解をしていただいて、これはやろうという、皆さんのしてもらった方がいいということの中で、リスクをどういうふうに軽減するかということもやはり説明の中にきちっと、ちゃんと説明責任あるんじゃないかと思うんですよ。それを軽減して、農家の方が今後農業経営をやっていくのに便利な形にしていこうという方向で私はいくべきではないかなというふうな気もしております。その辺のところについても、もう一度考え方をお伺いをしておきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  藤本議員のおっしゃいますようにプライオリティーからすれば、そういう言い方もできると思いますが、私たちは市街化でありながら区画整理事業ができないそれのスプロール化が起きないために、今、地域の皆さんが望んでおられることで、ある程度の理由とそういった整理ができるならば、先行して道路を早く確保することがよいだろうという判断に立つこともございますし、現に非常に幅員は現状、平均の4.5メートルぐらいです。都計の街路並の、それ以下のですね、もう都計の街路でしたら5メートル、6メートルですから、そういったものの考え方に立てば、東西線も将来としては必要であると。さらに、町有地をうまく活用できると、この2点で当時決断をした経過がございます。 ○議長(井上 進君)  経済環境部長、藤原憲夫君。 ○経済環境部長(藤原憲夫君)  1,627万5,000円の工事ですけれども、先ほど説明させていただきました六軒屋・茨池の工事と琴池遊歩道、それと別に看板、ため池の看板をずっと立てていきます、その分の看板代と、加古大池の緑化の工事を予定いたしております。 それと、パイプラインの工事ですけれども、先ほどから言われておるんですけれども、私もパイプラインは必要かとは思うんですけれども、ただ説明会、3月から4回ほどに分けて全自治会回らせていただいたんですけれども、各自治会によりまして相当な温度差があります。また、完全に二極化しているような状況ですので、そこらのやはり整理をしないと、前へいったら、また逆に町の指導がどうだったのかなあというふうな、また逆な批判を受けると思いますので、ここらの整理をやはりした後に検討していくべきではないかと思うんですが、そういう考え方で今おりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  藤本 惠君の発言はすでに3回に及びましたが、会議規則第55条の但し書きの規定により、特に発言を許します。  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  ありがとうございます。  そうしますと、パイプラインについては、今言われたそういうリスク面をプラスに考えられるような方策も考えながら、本当に農家が今後農家を守っていくための設備として必要なのかどうかということを十分に理解をいただきながら、推進ができるものであれば私は推進をしていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。  それと、道路なんですが、今言われたように市街化区域内である程度のことが満たせれば、道路を改良するについては十分にできるということですね。そのことだけを確認だけさせていただいて質問を終わりたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まあ、できるという確信した答えは返せません。基本的には道路整備プログラムという大きな計画目標がございます。が、都計税を納めながら、なおかつ土地区画整理事業も予定がないと、国北の一例でそういう現場もございますが、どういった基準でということも非常に難しいわけですが、都計税を納めながら還元できないことも現実と、現状をよく精査する中で、できる財政の許す限りでは、担当課としては補償費を出さない現状で道がつくならば、街路的なものは、取り組めるものは取り組んでいきたいという、担当課の方針としてお答えをしておきます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、続いて第2条繰越明許費、第3条債務負担行為の補正、および第4条地方債の補正に対する質疑に入ります。  発言を許します。  6番、藤田佳恒君。 ○6番(藤田佳恒君)  ちょっと、もう1点だけちょっとお聞きしたいと思います。  8ページです。債務負担行為の補正ですけれども、これ上の廃止の部分は説明聞いてわかるんですが、変更の分についてちょっとわかりにくいんで、ちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  暫時休憩いたします。              休 憩 午後 2時10分             ……………………………………              再 開 午後 2時24分 ○議長(井上 進君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  大変貴重な時間を申し訳ございませんでした。これは、二見・稲美・三木線の用地の取得でございまして、買取申出があった用地については、公有地の拡大の推進に関する法律によって、都市計画道路二見・稲美・三木線は町が先行取得をすると、こういうことに基づきまして額が確定したので、ここに債務負担行為をするものでございます。  物件の場所は、岡の本バタ262、地目が田で353平米でございます。  なお、買取確定額は1,500万2,000円です。これに消費税を掛けた内訳でございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第96号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第96号 平成15年度稲美町一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ……………………………………………………………………………        日程第9.議案第97号 平成15年度稲美町国民健康保険                    特別会計補正予算(第3号)       …………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第9.議案第97号 平成15年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  10番、赤松弥一平君。 ○10番(赤松弥一平君)  1点だけお教えください。  7ページの2番、退職被保険者等医療費給付費で減額になっているんですが、財源の方で特定財源のその他から一般財源にこれ振り替わっておりますが、なぜこういうことになっているかお聞きしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  退職被保険者の療養給付費でございます。これにつきましては4,079万4,000円の減額、その内訳といたしまして、特定財源の方で退職者の交付金等を充てておりました。この分につきましての交付金の減等によるものでございます。 ○議長(井上 進君)  10番、赤松弥一平君。 ○10番(赤松弥一平君)  交付金の減ということですが、はじめからそれを全部充てて一般財源は予定していなかったように見えるんですが、そういう当初のやり方でいいんでしょうか。一般財源の持ち出し、はじめからこういう一般財源が必要ならば入れて、交付金がなくなったから一般財源の振り替えというのは、ちょっと当初からどういうお考えでこういうことになっておるんですか。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  退職の被保険者療養給付費でございます。これにつきましては、退職をされた方々の保険給付に充てているものでございますが、その財源につきましては、最終的にはその退職者の税と退職の交付金等によって賄えるという形になっております。この一般財源のところは、退職交付金以外加入者の税金の分という考え方でございます。 ○議長(井上 進君)  10番、赤松弥一平君。 ○10番(赤松弥一平君)  加入者の税金ということをおっしゃいましたが、それならこの一般財源、当初から一般財源として充てていくべきなものじゃないんでしょうか。入らなかったから一般財源に補填するというようにしか、これ見えへんのですけど。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  最終的には、形として今申し上げましたように退職者被保険者のそれぞれの負担区分がございます。今、まだ最終の決算にはなっておりませんが、基本的には費用額に対しまして交付金と税とで賄ってまいるという形になっておりますので、その過程でこういう形の処理をさせていただいております。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  15番、藤本 惠君。
    ○15番(藤本 惠君)  まず、8ページの出産一時金が630万円ほど減額になっておるんですが、実績見込みということなんですが、当初からどれぐらいの人数の減になったのかなということをお聞きしたい。  それと、9ページの老人保健事務費拠出金115万1,000円、これレセプト件数の減ということになっているんですが、保険事業費の電算機処理委託料ではレセプトが増というふうになっておるんですね。で、国保とか老人会計とかいうのは件数が増えてきて、レセプトが減るというのが今までなかったものですから、その辺、この増と減の関係はどういう関係でそういうふうになっているのかお伺いをしたいと思います。  それと、諸支出金ですが、これ多分説明聞いたと思うんですが、もう一度詳しく説明をしていただきたいなと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  それでは、1点目の出産の関係でございます。  当初、60件の出産を予定をいたしておりました。これについては、少し期待の数字があったんではないかと。14年度は49件、13年度は50件という形で、少し大きめに置いているというふうなこともいたしているというふうに思います。  で、15年度の実績として、まだ途中でございますので、見込みとして39件を見込んで、この減額をさせていただいております。  次に、老人拠出金の関係でございますが、その老人保健費拠出金の115万1,000円のこの分ですね。この分につきましては、レセプトが減ったという説明をしております。それにつきましては、ちょうどこの老人拠出金が前年度、前々年度という形でそれぞれ精算、それから概算という形で支払っていっております。で、このときがちょうど14年度の10月の改正の、3月から9月まで、10月から2月までという資料で見ますと、件数が従来6ヵ月が約4万件、3万9,600余りの件数を6ヵ月で処理いたしておりましたが、1割導入、ちょうどその時期だったと思います。それがございまして、2万7,500弱です。それぐらいの件数に落ちておりましたので、そこらへんで費用額が少し余ったという形になってございます。  それから、最後に諸支出金、これにつきましては療養給付費の国県返還金、これは提案説明のときにもご説明を申し上げましたように、会計検査院等のご指摘がございまして、この分を返還すると。期日は3月の末までということになってございます。  その内訳につきましては、前回12月にもご説明申し上げたと思いますが、退職医療の方の窓口の処理がレセプトの方ではできてなかったという形で、そのまま一般の被保険者として処理をしていたので、その分は国にお返しして、後ほどに退職被保険者の交付金からいただくという処理をさせていただきます。その返還金として、これは国の国庫の方に返還する558万円ということでございます。  誠に事務手続きが不手際でございまして、申し訳ございません。改めましてお詫びを申し上げたいと思います。  以上でございます。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  ありがとうございます。  出産一時金なんですが、昨年度から比べますと、聞いておりますと10件程度減になっておるということですね。そうすると、やはり子供を生み育てるやっぱり環境づくりというのが非常に大事になってこようかと思うんですが、できるだけやはり一人でも多くの方が出産をしていただけるような方策というのは、私は減額になった部分、来年度ですけどもね、やっぱりなんかその辺の方策を考えるべきではないかなと。やはり安心して育てられるような、いろいろな施策はあるわけなんですが、出産に対してももう少し考えられないかなというふうに思いますので、その辺のことについてどういうお考えを持っておられるのかお聞きをしたいと思います。  老人保健の事務の拠出については、これは、そうしますと改正された時期の問題と、その期間は短くなったとかそういうような問題はないわけですか。期間は同じやけども、改正して区切りの月が変わったから増減が出てきてレセプトが減ったということでしょうか。その辺もう一度お願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  まず1点目、出産がやはり少ないということで、予定よりも少ないというのがやはり稲美町も少子の状況であるということを認識いたしております。 そこで、議員のご指摘でございます。町としてはどういう施策を次に展開するのかということでございますが、まず来年度は国も町もあげまして次世代育成化の計画に取り組みたいというふうに考えております。この中で、いろんなアンケート、ご提案等、意見をいただきまして、なにかいいものをという考え方をいたしております。  次に、老人の拠出の関係でございます。これは、やはり1割負担が大きくて、またすぐ戻ってくるのではないかと、一過性のものではないかというふうに認識をいたしております。 以上です。 ○議長(井上 進君)  15番、藤本 惠君。 ○15番(藤本 惠君)  次世代のことについては、新年度予算で盛られていることはよく私もわかっておるんですが、出産一時金というこの中で、出産をされる方にやはり報奨的なものをなにかもう少し考えられないのかなと。で、子供を生む環境づくりをやはりもう少しできないのかなというふうなことでお伺いをしているわけで、その次世代の部分は別にして、出産育児一時金という問題の中でなにかもう少し考えられないかということでお伺いしていますので、その辺のところもご答弁いただけたらありがたいなと思います。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  少子化対策につきましては、非常に決定打というのはなかなか我々もよう見つけておりません。そこで、稲美町は独自の政策として、今健やか親子21の米1俵も好評を得て続けさせていただいております。それに変わる何かをというふうなご提案でございます。それにつきましては、まだ決定打を見ておりません。で、町の中でこれから取り組むということで、子育てのネットワーク化ということで、ぜひ来年度に向かってそういう関係者を、連絡会をもちまして、いろんなネットワークの中の悩みを聞いたり、またそういうことによって新たなアイディアが生まれてくるんではないかと。それと、今の次世代の計画と何か連携をさすことによって、少子化のいいアイディアが出ないかというのが今思っているところでございます。  以上です。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第97号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第97号 平成15年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。       …………………………………………………………………………        日程第10.議案第98号 平成15年度稲美町介護保険                     特別会計補正予算(第3号)       ………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第10.議案第98号 平成15年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  1点だけお尋ねをいたします。  歳出で主なものが、時間外勤務手当が主だというふうに思うんですよ。ほかのことはパソコン購入費とかそういうふうに聞いていますんで。で、どうなんでしょうね。何人の方がどういうことで時間外の勤務されたかについて説明を求めたいと思います。何人の方がどういう時間外がこれから増えているのかということです。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  お尋ねの時間外につきましては、高額の補正をさせていただく予定にさせていただいております。これにつきましては、会計検査等がまた稲美町、国保は去年でしたですが、今年は介護に当たりまして、万全を期してということも突発的にございまして、実施をいたしました。当たりました人数につきましては5名でございます。  以上です。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  いや、ちょっと今変なこと聞くんですけれども、これ今からするのとちがいますのん。もう済んでしまったことを出すわけですか。これ先ほどの質問もありましたよ。5名というたら10万円ですよ。50万円でしょう、簡単ですよ、理屈は。だから、私は今から何をするんかなということで、えらいことやなというふうに気がついて、主な補正もこれだけなんですよ。ほかのところは別に決まった説明ちゃんとなさいましたから、えっ、何があるのかなということで今お尋ねしておるわけですよ。会検というのはもうあったことやないですか、今からあるんですか。それやったらおかしいですよ、支出は。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  誠に申し訳ございません。先ほど経営政策部長が申し上げましたように、まだ支出をいたしておりません。しかしながら、業務としては会検がございましたとこが大きな要因でございましたので、今回補正をさせていただきたいと思っております。  よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  当然ですね、これ本当に何回も言いますけど、行政懇談会のいろんな論議の中でも、非常に時間外のことは非常に意見が出ておるんですよ。で、本当は、正論はそうだとは思うんですけれども、普段きちっとやっておれば時間外いらないという、そういう論議なされておるんですよ、本当にね。で、会検があろうとなかろうと、普段きちんとしたことをなされていれば時間外はいらないんですよ。ただ、何か突発的に事務量が増えてどうしてもやむを得ないということで時間外は認められると思うんですよ。  で、今5名の方が50万円ですから、1人10万円なんですよ。だから、いつのことやったんですかと。もう仕事をしてしまったことであればですね、それはやむを得ないと思うんですが、いつからいつまでの仕事でこれだけなんですか。1人10万円というたら大きいですよ。それが、もし1ヵ月も満たないことであれば、どんな仕事だったんですかということをお聞きしたい。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  実は、会計検査院は2月18日にございました。それから、県の事務監査が3月の、ちょっと日付は忘れましたが3月の始め前後にございました。それらにつきまして、日頃の業務をやっておればスムーズにいくんでないかというご指摘です。その部分も多々あると思うんですが、やはりそれぞれの検査調書等々の作成等も生じてまいります。そういうふうな点で、事務多忙にプラス諸事務が加算されまして、どうしても超過勤務の増という形になってございます。どうかご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君の発言はすでに3回に及びましたが、会議規則第55条の但し書きの規定により、特に発言を許します。  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  ありがとうございます。私がこれくどいほど言っているのはですね、約、推察で、今ちゃんと言われましたから、会検が2月18日ですか、で、3月の当初に今度は県の同じような監査があったと。多分1ヵ月ほどのことじゃないかと思うんですよ。それのための調書をつくったりですね、いろんな作業というのはそんなに長いこと前からやっておったことやないと思うんですよ。短期間にこういう調書をつくる、そういう作業が増えたんだと思うんですね。ただ、10万円は多いですよと言うておるわけですよ。10万円というたら本当に大きいと思いませんか。だから、その説明をしてくれと言うておるんですよ。一片のことじゃなしにですね、これ大事なことですからね。それで、必要な費用やったらやむを得ないじゃないですか。  給料があって、10万円、本給が僕はなんぼの方かしりませんよ、どういう方々か知りませんけれども、管理職じゃないということははっきりしておるわけですから、その方々に10万円の1ヵ月の手当て、残業手当てはすごく多いですよ。その多いというのは相当な仕事ですねという、その説明をしてくださいと言いよるわけですよ。 ○議長(井上 進君)  健康福祉部長、米田有三君。 ○健康福祉部長(米田有三君)  ご質問、何時間ぐらいどういうふうな形でというふうなご質問だと思いますが、その間につきましては、やはり土曜日曜も夜もずっと詰めて、全員がその対策、準備等を行いました。その結果がそういうふうな形で時間外の増加というふうになってまいっております。その点が主な理由でございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第98号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第98号 平成15年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ……………………………………………………………………………        日程第11.議案第99号 平成15年度稲美町下水道事業                     特別会計補正予算(第3号)       …………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第11.議案第99号 平成15年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  6ページの国庫の分なんですけれども、公共から特環の方にと振り替えされておりますが、ちょっと理由がわかりましたらご説明をいただきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  額の確定によります変更でございまして、中身は公共下水道分を特環の事務費へ振り替える必要が生じましたので、このようにさせていただきました。 ○議長(井上 進君)  14番、吉岡敏子君。 ○14番(吉岡敏子君)  場所じゃなくって事務費の振り替えということで理解したらよろしいんですね。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  そのとおりでございます。補助枠内でのより有効な利用ということでございます。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第99号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第99号 平成15年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。
     よって、本案は、原案のとおり可決されました。     ………………………………………………………………………………………      日程第12.議案第100号 平成15年度稲美町農業集落排水事業                    特別会計補正予算(第3号)     ……………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第12.議案第100号 平成15年度稲美町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第100号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第100号 平成15年度稲美町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。      …………………………………………………………………………………       日程第13.議案第101号 平成15年度稲美町水道事業会計                     補正予算(第3号)      ………………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第13.議案第101号 平成15年度稲美町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  地域整備部長水道事業所長から、午前中の中嶋議員の質問の答弁を補正のときに答弁するとなっておりましたので、答弁を許したいと思います。  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  先ほど、条例改正の中で一部ご報告を申し上げました。で、この経過につきましては担当部長として深くお詫びをし、今後かかることのないように管理監督を十分気を引き締めて臨みたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。  なお、さらにあってはいけないことの事実が判明しておりますので、追加でご報告を申し上げることになります。  で、メーター替えの件につきましては、先ほど申し上げましたので経過を省きます。で、ことが起こりましてから総務課を中心に、当時の関係者、現状におります者全てについて調査がございました。このことは、経営政策部長の所管の範囲を含めて私から一括ご報告するわけでございますが、事が起こって、総務課の方から顧問弁護士の方にいろいろご相談を申し上げております。その結果、先ほど触れましたメーターの掘り起こしと、元に現状復帰する修繕工事については、調査する立場にある行政側で負担が妥当であろうと、このような結果に基づいて、水道事業所の予算で支出をする予定でございます。  で、いろんなことで議員お触れになられましたが、そもそもこの下水道事業の中で、ある方の駐車場用地、それから要望の上がっておりました水路改修工事、これはあってはならないことですが、調査の結果、個人で持つべきものも含めて、下水で工事を公金支出したことが判明しました。で、この結果を受けて、調査結果の後に水路改修でやるべき部分、具体的にはグレーチングから1メートル程度は公費でやるべきであろうと考えてえりますが、それ以外の個人で持つべき費用を改めて個人に請求するという手続きと同時に、関係職員の処分についても現在手続き中でございます。  誠に申し訳ございませんでした。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  いろんなところでそういうふうに厳正に現状を調査していただいて、厳正に処分をしていくと、それはそれ当然ですね、行政の公平性からしてもこれは正しいと、私も評価は十分それでできると思います。  ただ、どうしてもわからないところがあるんですよ。当初、本当にごく簡単なとっかかりのときにどうも間違っているように思うんですね。どうもとっかかりのときにですね。で、我々もみんな、私の住んでいる北山地区もとうに下水道工事は終わったんですが、その説明ございました。1メートルの部分までは、ここぐらいまでは公費の負担なんですよと。それ以外は全部自分なんですよと。それはもう本当に説明会でみんな知っていることで、そういうことはみんなそういうことのルールを守ってね、やってきたものなんですよ。やってきたと思うんですよ、下水の工事につきましてはですね、ほとんど宅内は自分の負担だということを十分承知してですね、ただ一部に、なぜそんなことになったのか、今厳正に処分をし、それはそれでいいと思うんですけど、なぜそんな初歩的なところに間違ってしまったのかなあ、あるいは水道の検針メーターがですね、行ったときに、明くる月に見させてもらえないと思ったら、すぐその方上司に報告すればいいわけやから、そこでなぜ速やかな対応ができなかったのか、本当に初期の段階のところに非常に問題を醸している問題点があろうかというように思うんですね。その辺が非常に反省点だというふうに思うんですけれども、その辺については厳正な処分をするということでありますので、二度とこういうことは、本当に住民にこういうことが、住民がそういうことをオープンに知るということについては、もう本当に行政の信頼を失いかねないようなことになりますので、非常にこのことについては慎重かつ厳正にやっていただきたい。  なおかつですね、もうちょっとわからないんですけど、メーターのかいざんとかですね、メーターを隠してしまうということは、これは犯罪ですね、多分、恐らく。そういうことは必ず法規に入っておると思うんですよ。公的な電気料金とか水道料金もメーターを隠したり、メーターをなにか細工をしたりですね、そんなことをしたら、それは犯罪やというふうに多分あると思うんですよ。で、そういったことの調べるためにこういった費用が今かかってしまうわけでしょう、5万1,000円。それがなぜ弁護士さんがこれは公費ですよと言うということがちょっとわからないんですけれども、その辺がもうちょっと最後、こういった金も私から言うと一つの諺にね、一つの諺に昔から何々に追い銭という言葉がございますね。それと同じようなことじゃないだろうかと、私は単純に、えらい弁護士さんがそういうことを言われるんですけれども、私は単純にそういうように思うんです。このことについてもいかがなものかと思うんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  個人の周知であること、それから非常に言い訳にはなりせんが、非常に当時から精力的にメーターを取り出すことの交渉をしておったようですが、いろんな本人の言い分とかいろんなことで延び延びになってしまったと。で、その状況を打開するには町の調査権、そういう意味から公費で掘り出して事件を解決すると、そういう意味での弁護指導だと解しておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(井上 進君)  9番、中嶋修市君。 ○9番(中嶋修市君)  とりあえず公費でメーターを掘り出して、それは立て替えみたいなことで公費だと思うんですよ。そのかかった費用は、当然その受益者に請求をするのが筋だと思うんですよ。水道のメーター、みんな私有地にあるんでしょう。道路の中にあるんですか。電気のメーターは家の外であるんですか、家についておるものでしょう。それ隠せないでしょう。関西電力の職員の徴収の方がメーター見にきて、わしの土地に入るなと、メーターを見るなと、そんなこと言えるんですか、それは間違いでしょう。本当に常識的な問題やと思うんですが。だから、今緊急にそのことを白黒はっきりつけないといけないから、そのことは非常に遅れたんだけれども、今それをやって、それは、そのことをやる仕事は業者に、誰かお金を払わんとあきませんわね。それは私は、公費で緊急に支出するのはやむを得ないと思いますよ。しかし、そのかかった費用を帳消しにする必要はない。当然、きちんと請求すべきだというのが本来の筋だと思うんですが、その辺どうですか。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  私は、今中嶋議員のおっしゃったのは、5万1,000円に相当する額の取り扱いですか。それは、今所見を述べたとおりでございまして、当然間違って公費で負担した分は個人に全額請求するという行為は含めてご報告申し上げたとおりでございますので、請求をいたします。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  最後に、水道事業全般的についてお尋ねしたいんですけど、今、下水工事が着々と進めておられますね。その中で、今現に、昨日もあったことですが、10年ほど前に家を出て行かれて留守のおうちがございました。岡地区内ですけど。そこで、やはり個人でもう水道はうちは撤去して、水道は引いてないねんと、そういう水道課の方で申請されたおうちはみんな各戸に全部わかっておることと私は思っておるんですけどね、それがたまたま昨日のことですけど、業者がユンボでガッとやったら水道があったということで、また漏水が出た。  それと、その前に印南地区の、今植田議員にもちょっとお尋ねしましてんけど、今あそこは一つの自治会になっておるとお聞きしましたけど、印南地区の一番東の方で20戸か20戸以上の、もとの町営住宅でしたかな、なんかああいう集落ありますね、山の奥にね。あそこでも私、現場で見たことがあるんですわ。それは、鉛管の水道管でした。鉛の管でしたけど、それも業者がひっかけてね、電話がないので四苦八苦しておりました。それは選挙前であったので、もう10年ぐらい前、何年か忘れましたけど、それも撤去しておるというので業者はなんともなしに掘っておったわけですね。そういうことは、水道課というきちっと把握されて、私は個人的にはおると思うんですけど、実際に現実にそういうことがあって、漏水というかいらん水がね、昨日もあったことですわ。昨日あったことやから私、それを今パッと、この機会ですのでね、言っておきたい。きちっとしていただかんとね、やはり稲美町の住民の方、どこのおうちにしたって、僕とこが家を建て替えしたら、ここはもう水道は撤去しますよいうた場合には、もうきちっとそのそこにないと皆思っておると思うんですよ。そんな関係上で、業者は知らんと掘る、そしたらまだ水道費かかる、その点が把握されておるかおらんかということだけを、まあお聞きもしたいし、どういう結果になっておるかということをお尋ねして、終わりたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  今のお話ですが、水道を止めるという届けですね、そういった時に休栓という現場で処置をします。で、議員がおっしゃるように、状況によっては管が残ったままのケースもあると思います。有効な管の管理台帳はきちっと持っておりますが、議員おっしゃるような形で、水道管は使っておりませんが旧のタイプのものが現場で残るケース、これは考えられると思います。 ○議長(井上 進君)  11番、南澤定雄君。 ○11番(南澤定雄君)  今部長がおっしゃったように、旧の管理台帳には残っておると。それをやはり本当に休栓なら休栓しておるということがきちっと明確にね、赤なら赤で示されておるかどうかということなんですよ。まあ、住居として3万戸以上あると思いますけどね、そこで何軒か、各地域においても、どの自治会においてもね、そういうおうちがあるんじゃないかと思いますけどね、家建て替えされて、古い家はそのまま放っておいて、またそれを休栓といいますか、そういう届けをして、それで新たに家に移られたおうちもそれは何軒かあると思いますけどね、その点を、そんなんで業者は暗記してべつじょうないんやということを昨日も確認したらしいですよ、昨日かおとついか知りませんけど。それに昨日、また岡地区でそういうふうにして漏水を現にしておることを私も見ておりますので、そしてこの際ですので、そういうことのないように十二分に気をつけていただきたいと要望して終わりたいと思います。 ○議長(井上 進君)  地域整備部長水道事業所長茨木育夫君。 ○地域整備部長水道事業所長茨木育夫君)  まあ、当然下水の工事発注は水道の工事負担金が伴いますので、各計画の道路について、水道がチェックをしながら一緒に予算組みをしております。ただ、言えますことは、この路線に水道管があるという管理をしておりますが、深度等のどの辺に入っているか、この辺の詳しいデータが実は非常に整備をされていないこともございますが、現状のある資料の中で連携を保って、なるべく事故のない形ではやっております。議員ご指摘の事故例もございますので、その辺は重々気をつけておりますが、再度そういったことにも配慮していきたいと思います。 ○議長(井上 進君)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第101号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第101号 平成15年度稲美町水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。  ご異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。     ………………………………………………………………………………      日程第14.議案第18号及び議案第19号  2案一括上程     ……………………………………………………………………………… ○議長(井上 進君)  次は、日程第14.議案第18号 稲美町個人情報保護条例の制定について、および議案第19号 稲美町情報公開個人情報保護審査会条例の制定についての2案を一括して議題とします。  これより、議案第18号及び第19号の2案に対する当局の提案理由の説明を求めます。 町長、赤松達夫君。 ○町長(赤松達夫君) (登壇)  ただ今上程されました議案第18号 稲美町個人情報保護条例の制定について、および議案第19号 稲美町情報公開個人情報保護審査会条例の制定についての提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第18号につきましては、急速な情報化社会の進展に伴い、プライバシー保護の必要性が高まる中で、個人情報の適正な取り扱いについて定めるもので、個人の権利、利益を保護し、町政の公正で適正な運営をしようとするものであります。  次に、議案第19号につきましては、先ほどご説明いたしました稲美町個人情報保護条例と、すでに施行いたしております稲美町情報公開条例に基づき、開示決定などに対しての不服申し立てや重要な事項について調査審議を願う審査会を設置しようとするものであります。 詳細につきましては、担当部長から補足説明をさせますので、ご審議を賜りましてご議決をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(井上 進君)  次に、補足説明を求めます。  経営政策部長、前川正明君。 ○経営政策部長(前川正明君)  それでは、議案第18号 稲美町個人情報保護条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案集は1ページから11ページまででございます。  大変長うございますので、大切なところをご説明申し上げます。  この案件につきましては、急速な情報化社会の進展に伴いまして、プライバシーの保護の必要性が高まる中で、個人情報の適正な取り扱いについてルールなどを定めようとするものでございます。  国におきましては、平成13年に個人情報の保護に関する法律が通常国会に提出され、継続審査となった後、平成15年5月に議決され、施行されております。一部の内容につきましては、公布の日から2年以内の施行とされております。  また、住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、平成14年8月に第1次稼働、平成15年8月に第2次稼働をしているところです。こうした国の動きに合わせまして、地方公共団体におきましても法律の趣旨に沿った個人情報保護条例の制定が求められており、現在、それぞれの市町で条例の制定作業が進められているところでございます。  本町におきましては、昭和63年に電子計算組織に係る個人情報の保護に関する条例を制定しまして、コンピューター処理された個人情報を保護してきたところですが、今回新たに手作業で処理する、いわゆるマニュアル処理されている個人情報を加えた、個人情報保護条例を制定し、個人の権利、利益を守ろうとするものでございます。  ここで条例のポイントを申し上げますと、まず第1条から入っていきたいと思います。  目的は、町が保有する個人情報について、収集、保管、提供などの適正な取り扱いを定めるとともに、本人が開示や訂正を請求する権利を保障することによって、個人の権利、利益を保護しようとするものでございます。そして、正確な情報に基づき適正な行政を行うことは本町の基本でありますし、こうした公正で適正な町政運営に役立てることも目的でございます。  第2条につきましては、用語の意義をあげております。個人情報とは、氏名、生年月日、学歴、信条、健康状態、所得などの情報によって特定の個人を識別できるものとしております。実施期間としましては、町長、教育委員会、議会など、地方自治法上の執行機関と議決機関にさせていただいております。  それから、3条から5条までは実施機関、事業者、町民、それぞれの責務をあげておりますが、まず3条では、実施機関の責務として、職員及び職員であったものが職務上知り得た個人情報の保護義務を規定しております。  次に、第4条では、事業者の責務として、民間部門における個人情報の保護対策を自主的に講じるとともに、本町の施策を理解し、協力するよう努める責務を規定しております。  そして、第5条では、町民の責務として、個人情報の保護が社会のルールとして定着するためには、町民一人一人がその重要性を認識することが大切であり、自分の情報は自分で守るという姿勢を持つとともに、他人の権利利益を侵害することのないように努める責務を規定しております。  第6条でございますが、各実施機関が取り扱っている個々の個人情報の取扱事務を町長に届け出る義務と、町長がこれらを一元管理して閲覧可能な状態にしておくことを定めたものでございます。  第7条につきましては、実施機関が個人情報を収集する際の原則を定めたもので、収集にあたって、一定の制限を設けることにより、個人の権利利益の侵害を防ぐことを目的としたものでございます。  第2項では、個人情報の本人、直接収集を原則としつつ、本人の同意を得たときや法令、条例の定めがあるときなどは、本人直接収集によらなくてもよいとしたものでございます。 第3項では、憲法上の自由権、平等権の侵害に直結する恐れがある個人情報は、本人から直接請求する場合であっても、原則収集禁止とするものでございます。  それから、第8条でございますが、実施機関が個人情報を利用及び提供するときの制限を規定したもので、目的外の利用、または提供してはならないという原則、いわゆるオンライン結合により個人情報を提供してはならないという原則を定めたものでございます。  第9条につきましては、実施機関が保有する個人情報の正確性、安全性などを確保するよう努める責務があることを定めるとともに、その保有する個人情報が不要になった場合は速やかに廃棄するなどの義務があることを定めたものでございます。  第10条につきましては、外部委託した場合、委託先においても個人情報の漏洩等が生じない措置を講じることを求めているものでございます。実際には、契約書等に個人情報保護のための措置内容を明記することになるかと思われます。  次に12条でございますが、自分の個人情報の開示を請求することができる事項、情報の開示請求を保障するものでございます。  次に13条でございますが、開示をしないことができる個人情報について具体的に定めたもので、他人の正当な利益を害すると認められるものや、人の生命、財産の保護に支障が生ずると認められる情報などについては開示をしないことができるようになっております。  第14条では、部分開示でございます。この規定は、可能な限り開示しようとする趣旨で設けられたもので、不開示の部分を除いて、開示をしなければならないことを定めております。  第16条につきましては、開示決定の期間でございますが、基本的には15日以内に開示か不開示かの決定をしますが、事情があれば30日以内に限り延長し、最高45日までの期間について、特例として延長が認められているところでございます。  それから、17条の開示の実施でございますが、文章や図面については閲覧または写しの交付といった方法でもって、開示をしていきたいと思っているところでございます。  それから、18条は費用負担でございますが、手数料は無料といたしますが、コピーするとか郵送するといった場合は実費負担をお願いするということでございます。  それから、19条から21条までにつきましては、自分の個人情報に誤りがあった場合、訂正等の請求を行うことができる権利や、その手続きの方法を定めたものでございます。
     22条から24条までにつきましては、開示請求する決定などに不服があった場合に、不服申し立てができるといった救済措置や、取扱いの是正の申し出、苦情の処理といった内容を規定しているものでございます。  次に、25条につきましては、この条例の適用除外となる個人情報や法令や、他の条例との適用関係について定めたものでございます。なお、現在の町の情報公開条例の規定では、特定の個人が識別される個人情報は、本人に対しても開示できないことになっておりますので、この条例の規定により個人情報を開示請求できるものということになるわけでございます。  次に、27条でございます。毎年、この条例の運用状況を公表するようにいたしております。公表にあたりましては町広報を通じて行いたいと、このように思っております。  それから28条でございますが、規則への委任でございます。この条例の実施について、必要な事項は規則をもって定めるというようにいたしております。  最後に附則でございますが、施行日は平成16年4月1日でございます。また、附則の2項におきまして、現在の電子計算組織に係る個人情報の保護に関する条例を廃止する規定もあげさせていただいております。この条例を議決いただいた後におきましては、この条例の運用やマニュアル等を作成するとともに、説明会を開催し、職員に徹底していきたいと、このように考えております。  そして、住民に対しましても、この条例の内容につきまして、町広報で周知を図っていきたいと、このように思っております。  以上、大変飛ばした説明で申し訳ございませんが、よろしくお願いをいたします。  続きまして、12ページの議案第19号 稲美町情報公開個人情報保護審査会条例の制定についてでございます。  このことの補足説明を申し上げます。  議案集は12ページから14ページ、参考資料は1ページから4ページでございます。  この案件につきましては、稲美町個人情報保護条例におきまして、開示決定などに対して不服申し立てや重要な事項について調査、審査するため、審査委員会を置くことになっております。一方、平成13年4月に施行された稲美町情報公開条例におきましても、同様の審査会の規定が盛り込まれております。現在、情報公開条例審査会に5人の委員がいらっしゃいますが、個人情報保護条例審査会とほぼ同様の職務でございますので、委員を両方の審査会に兼務しようとするものでございます。  ここで条例を見てみますと、まず第1条では審査会の組織と運営に関して必要な事項を定めるという趣旨を規定しております。次に第2条でございますが、審査会は5人の委員で組織し、識見を有する者のうちから町長が任命する。任期は3年で再任は妨げないといった規定になっております。  また5号では、委員は職務上知り得た秘密を漏らしてはならないと、守秘義務を課しております。  次に5条でございますが、審査会の審査権限を明確にしたもので、必要があるときは関係者に対し出席を求め、意見や説明を聴くことができるという内容でございます。  それから、附則でございますが、条例の施行日は平成16年4月1日でございます。  また、附則の第2項におきましては、今回の条例制定に伴い、稲美町情報公開条例の中の審査会の規定を削りまして、それに伴う字句と条例の条ずれの調整を行っております。  それから附則の第3項では、その経過措置を定めたものでございます。  以上、非常に簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。 ○議長(井上 進君)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  本2案については議事の順序を省略し、予算特別委員会に付託の上、休会中に審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、本2案については議事の順序を省略し、予算特別委員会に付託の上、休会中に審査することに決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  明18日から25日の8日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井上 進君)  ご異議なしと認めます。  よって、明18日から25日までの8日間は休会することに決しました。  次の本会議は、3月26日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくご参集くださいますようお願い申し上げます。  本日は、これにて散会いたします。  早朝から誠にありがとうございました。                散 会 午後 3時27分...